海外ホテルで使える!六カ国語で言う「今晩泊まれますか」「朝食は付きますか?」

海外ホテルで使える!六カ国語で言う「今晩泊まれますか」「朝食は付きますか?」

海外ホテルでまず確認したいのが、「今晩泊まれるかどうか」という点です。

特に予約なしでふらっとホテルに入る場合や、急な予定変更で当日宿泊先を探すケースでは、フロントで最初に交わす一言が旅のスタートを左右します。

さらに、料金に「朝食が含まれているか」という確認も、海外では日本以上に重要です。

国によっては、朝食の有無で料金が大きく変わることもあり、知らずに宿泊すると翌朝に追加料金を請求されるケースもあります。

Tatsu / タツ

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私も以前、ヨーロッパの小さなホテルで「朝食付きだと思っていたら別料金」だったことがあり、翌朝フロントで慌てたことがあります。

こうした場面で慌てないためには、宿泊可否の確認朝食付きかの確認という “ホテルで最初に使う2大フレーズ” を押さえておくのが最も効果的です。

特に英語以外にも、スペイン語・フランス語・ドイツ語・イタリア語での言い方を知っていると、案内表示や宿泊カードの内容が理解しやすくなり、コミュニケーションが一段ラクになります。

この記事では、ホテルでの最初の確認に欠かせない2つの基本フレーズを、六カ国語とカタカナ読みで整理し、誤解を避けるためのニュアンスの違いも丁寧に解説します。

 

この記事でわかること

  • 今晩泊まれますか朝食付きですか の六カ国語フレーズ比較
  • チェックイン時に誤解を避けるためのポイント
  • 出張経験から学んだ、スムーズに伝えるコツ

六カ国語フレーズのまとめ

意味:今晩泊まれますか

  • 日本語  :コンバン トマレマスカ
  • 英語   :Can you give me a room for tonight?(キャン ユー ギブ ミー ア ルーム フォー トゥナイト)
  • スペイン語:¿Puede Ud. darme una habitación para esta noche?(プエデ ウステッド ダルメ ウナ アビタシオン パラ エスタ ノーチェ)
  • フランス語:Avez-vous une chambre pour la nuit ?(アヴェ ヴー ユヌ シャンブル プーラ ニュイ)
  • ドイツ語 :Können Sie mir ein Zimmer für diese Nacht geben?(クネン ズィ ミア アイン ツィマー フュア ディーゼ ナハト ゲーベン)
  • イタリア語:Potrebbe darmi una camera per questa notte?(ポトレッベ ダルミ ウナ カメラ ペル クエスタ ノッテ)

意味:料金は朝食付きですか

  • 日本語  :リョウキン ワ チョウショクツキ デスカ
  • 英語   :Does this rate include breakfast?(ダズ ディス レイト インクルード ブレクファスト)
  • スペイン語:¿Está incluido el desayuno en este precio?(エスタ インクルイド エル デサユーノ エン エステ プレシオ)
  • フランス語:Le petit déjeuner est-il compris ?(ル プティ デジュネ エティル コンプり)
  • ドイツ語 :Ist das Frühstück in diesem Preis eingeschlossen?(イスト ダス フリューシュトゥック イン ディーゼム プライス アインゲシュロッセン)
  • イタリア語:La prima colazione è inclusa in questo prezzo?(ラ プリマ コラツィオーネ エ インクルーザ イン クエスト プレッツォ)

 

フレーズごとの使い方とニュアンス

「今晩泊まれますか」:国によって丁寧さのレベルが変わる

Tatsu / タツ

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英語の “Can you give me a room for tonight?” は、外国人旅行者がもっともよく使うシンプルで丁寧な表現です。

フランス語・イタリア語・スペイン語でもほぼ「部屋を一ついただけますか?」という直訳構造ですが、ドイツ語は “geben” を使うため、文字通り「与える」のニュアンスに近く、少しフォーマルに聞こえます。

宿泊可否を尋ねるときは、以下のポイントが重要です:

  • ① 人数を伝える(1人 / 2人)
  • ② ベッドタイプが決まっていれば添える
  • ③ クレジットカードの提示を求められる場合がある

海外では「空き部屋があっても宿泊できない」ケースがあり、セキュリティ上の理由からパスポート提示が必須の国もあります。

 

「料金は朝食付きですか」:include の使い方がポイント

英語では “Does this rate include breakfast?” が最も自然で、“breakfast included?” と短縮しても問題ありません。

一方で、フランス語とドイツ語は文構造が少し長くなるうえに、「料金に含まれているか(compris / eingeschlossen)」の語彙が日常会話では見慣れないため、覚えておくと役立ちます。

スペイン語・イタリア語は比較的読みやすく、看板や予約票にも “incluido / inclusa” と表示されることが多いです。

Tatsu / タツ

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経験上、朝食の有無は宿泊料金の差が大きいため、チェックインの最初に必ず確認するようにしています。

特にビジネス出張では、朝の時間を確保しやすくなるため、朝食付きかどうかは “旅の快適さ” に直結します。

 

出張サラリーマンのシーン別会話例

シーン1:予約なしでホテルに入り、その場で空室を尋ねたいとき

海外出張では、移動が長引いたり、予定が急に変わったりして、ホテルを当日手配することがあります。

予約アプリが使えない状況や、深夜に到着した場合は、フロントで直接「今晩泊まれますか?」と聞くのが最も早くて確実です。

海外のホテルは、深夜になるとスタッフが少なくなり、英語があまり通じないケースもあります。

そんなときでも、六カ国語の基本フレーズを知っているとやり取りがスムーズになります。

Tatsu / タツ

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私も以前、ヨーロッパで乗り継ぎが遅れ、深夜に別の街へ回ることになり、急遽ホテルを探す羽目になったことがあります。こういう時、最初の一言が言えるかどうかで気持ちがラクになります。

以下は、空室を尋ねるときの多言語例です。

  • 英語:Do you have any rooms available tonight?
  • スペイン語:¿Tiene alguna habitación para esta noche?
  • フランス語:Avez-vous une chambre pour cette nuit ?
  • ドイツ語:Haben Sie ein Zimmer für diese Nacht?
  • イタリア語:Avete una camera per questa notte?

“tonight / esta noche / cette nuit” のように、夜・今夜を示す単語に共通性があるため、看板や書類でも判別しやすいのが特徴です。

 

シーン2:チェックイン時に「朝食は含まれますか?」と確認したいとき

海外のホテルでは、朝食が別料金というケースが珍しくありません。

特にヨーロッパは “朝食なし” が標準のところも多く、必ず確認したいポイントです。

チェックイン時に尋ねるのが最も確実で、宿泊税やサービス料と一緒に説明される場合もあります。

Tatsu / タツ

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私の経験上、朝食の有無で1泊あたり10〜20ユーロ変わるホテルもあり、出張の経費管理にも関わるので、最初の確認がとても重要です。

以下は各国語の言い方です。

  • 英語:Is breakfast included?
  • スペイン語:¿El desayuno está incluido?
  • フランス語:Le petit déjeuner est-il compris ?
  • ドイツ語:Ist das Frühstück inbegriffen?
  • イタリア語:La prima colazione è inclusa?

ポイントは “included / incluido / inclusa(含まれている)” の形が似ており、語尾変化があっても視認性が高い点です。

また、ホテルによっては

  • continental breakfast(簡易朝食)
  • full breakfast(しっかりした朝食)

など種類が別れているため、必要に応じて追加で聞くのも有効です。

 

シーン3:満室と言われたときに、別の提案を引き出したいとき

ホテルで「満室です」と言われても、必ずしも泊まれないわけではありません。

海外では、連泊と単発泊で部屋の運用が異なる場合があり、以下のように質問すると状況が変わることがあります。

  • 英語:Is there any other room available?
  • スペイン語:¿Hay otra habitación disponible?
  • フランス語:Y a-t-il une autre chambre de libre ?
  • ドイツ語:Gibt es ein anderes Zimmer?
  • イタリア語:C’è un’altra camera disponibile?

「部屋のタイプを変えれば泊まれる」「清掃が終わっていないだけで、1時間後には空く」ということもあるため、粘り強く聞いてみる価値があります。

Tatsu / タツ

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私はこれで実際に別棟の静かな部屋を案内してもらい、結果的にとても快適に過ごせた経験があります。

宿泊可否の確認は、質問の仕方ひとつで結果が変わることがあるのが面白いところです。

 

実践アクション:今日からできる練習法

宿泊可否と朝食の確認は、ホテルで最初に必要になる基本フレーズです。

覚えやすく、実践しやすい練習法をまとめました。

① 「Can you give me a room for tonight?」を丸ごと暗記する

長いようで、実際には最も汎用的なフレーズ。これが言えると安心感が違います。

② “included / incluido / inclusa” をセットで覚える

「含まれている」はホテルだけでなくレストランでも役立つ万能ワードです。

③ 予約サイトの「含まれるサービス」欄を多言語で見る

BookingExpediaは各言語切替があるので、表現の比較学習に最適です。

④ 宿泊カードの英語表記を見ておく

チェックイン時に必ず記入する “Registration Card” には、朝食の有無が明記されていることが多いです。

⑤ 深夜チェックインの想定で音読練習する

疲れている時に使えるフレーズほど実用的です。声に出すほど記憶に残ります。

 

まとめ(学びの振り返り)

宿泊可否の確認と朝食の有無は、海外ホテルで最初に必要となる基本フレーズです。

シンプルですが、六カ国語で見比べることで、語尾や構造の違いが分かり、現地での応用力がグッと高まります。

Tatsu / タツ

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私もこれらのフレーズを押さえるようになってから、チェックインのやり取りが驚くほどスムーズになり、余計なトラブルも減りました。

旅行でも出張でも「最初に何を確認すべきか」を理解しているだけで、ホテルでの滞在がかなり快適になります。

ライター紹介Writer introduction

Tatsu / タツ

Tatsu / タツ 男性

海外出張歴そこそこ、語学力は“必要な分だけ頑張る派”の40代サラリーマンです。旅先でよく固まってしまう「え、これ何て言うんだっけ?」を解決するために、このブログを作りました。空港・ホテル・レストランなど、よくある場面のフレーズを 6か国語でサクッと比較 できる便利帳を目指しています。失敗談も多めですが、実体験ベースで“通じるコツ”をお届けします。

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