海外レストランで役立つ「店・料理ジャンル」の基本単語【六カ国語】

海外出張や旅行でレストランに入るとき、意外と最初に戸惑うのが
「この店は何料理なのか」
をどう聞くか、どう説明するかという点です。
店名や外観だけでは分からず、「ここは中華?郷土料理?それとも西洋料理?」と悩んだ経験がある方も多いと思います。

私もこれまでの出張で、現地スタッフに店を紹介してもらうときや、ホテルのフロントに「近くで日本料理の店はある?」と尋ねるときに、料理ジャンルの単語をサッと言えるかどうかで、その後の展開が大きく変わると痛感してきました。
逆に、言葉が出てこないと…「まあ適当なところでいいか」となってしまい、せっかくの食事のチャンスを活かしきれないこともあります。
この記事では、レストラン選びの基礎となる
- カフェテリア
- 西洋料理
- 中華料理
- 日本料理
- 郷土料理
- ウエイター
という6つの単語を取り上げ、六カ国語(日本語・英語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・イタリア語)でどのように表現するか、ニュアンスの違いとあわせて整理します。
料理そのもののフレーズではなく「ジャンル名」を押さえることで、店探しや会話のスタートがぐっと楽になります。
この記事でわかること
- 店・料理ジャンルを表す六カ国語の基本単語
- 「西洋料理/中華料理/日本料理/郷土料理」のニュアンスの違い
- ウエイター(店員)を指すときの言い方の違いと使い分け
- 出張シーンで店選びをスムーズにするコツ
海外レストランで使う店・料理ジャンルの基本単語【六カ国語】
このセクションでは、海外レストランで店探しや会話の入口になる「店の種類・料理ジャンル・店員」の基本単語を、六カ国語で一覧化します。
まずは英語を起点に「同じ意味が他言語だとどう変わるか」を横並びで見ておくと、現地で言葉が出やすくなります。
意味:カフェテリア
- 日本語 :カフェテリア(カフェテリア)
- 英語 :cafeteria(キャフェテリア)
- スペイン語:cafeteria(カフェテリア)
- フランス語:la cafétéria(カフェテリア)
- ドイツ語 :das Selbstbedienungsrestaurant(ゼルプストベディーヌングスレストラント)
- イタリア語:la tavola calda(ターヴォラ カルダ)
意味:西洋料理
- 日本語 :西洋料理(セイヨウ リョウリ)
- 英語 :European food(ユーロピアン フード)
- スペイン語:la comida europea(コミーダ エウロペア)
- フランス語:la cuisine européenne(キュイジーヌ ウーロペエーヌ)
- ドイツ語 :die europäischen Speisen(オイロペイシェン シュパイゼン)
- イタリア語:la cucina europea(クチーナ エウロペーア)
意味:中華料理
- 日本語 :中華料理(チュウカ リョウリ)
- 英語 :Chinese food(チャイニーズ フード)
- スペイン語:la comida china(コミーダ チーナ)
- フランス語:la cuisine chinoise(キュイジーヌ シノワーズ)
- ドイツ語 :die chinesischen Speisen(ヒネズィシェン シュパイゼン)
- イタリア語:la cucina cinese(クチーナ チネーゼ)
意味:日本料理
- 日本語 :日本料理(ニホン リョウリ)
- 英語 :Japanese food(ジャパニーズ フード)
- スペイン語:la comida japonesa(コミーダ ハポネサ)
- フランス語:la cuisine japonaise(キュイジーヌ ジャポネーズ)
- ドイツ語 :die japanischen Speisen(ヤパニッシェン シュパイゼン)
- イタリア語:la cucina giapponese(クチーナ ジャッポネーゼ)
意味:郷土料理
- 日本語 :郷土料理(キョード リョウリ)
- 英語 :local food(ローカル フード)
- スペイン語:la comida regional(コミーダ レヒオナール)
- フランス語:la cuisine locale(キュイジーヌ ロカル)
- ドイツ語 :die örtlichen Speisen(エルトリッヒェン シュパイゼン)
- イタリア語:la cucina locale(クチーナ ロカーレ)
意味:ウエイター
- 日本語 :ウエイター(ウェイター)
- 英語 :waiter(ウェイター)
- スペイン語:el camarero(カマレロ)
- フランス語:le garçon(ガルソン)
- ドイツ語 :der Kellner(ケルナー)
- イタリア語:il cameriere(カメリエーレ)
フレーズごとの使い方とニュアンス
「カフェテリア」:セルフサービスから軽食まで幅広いイメージ
英語の “cafeteria” は、セルフサービス形式の食堂や社員食堂をイメージさせることが多く、日本語の「カフェテリア」とほぼ重なります。
- ドイツ語の “Selbstbedienungsrestaurant” は「セルフサービスレストラン」という意味で、かなり説明的な単語です。
- イタリア語の “tavola calda” は「温かい料理が並ぶ軽食店」といったニュアンスで、必ずしも日本で想像するカフェテリアと一致しません。
出張中に
「簡単に食べたいけれど、ファストフードは避けたい」
という場面では、このあたりのニュアンスを知っていると、自分のイメージに近い店を選びやすくなります。
「西洋料理/中華料理/日本料理」:それぞれの国での“当たり前”が違う
- “European food”
- “Chinese food”
- “Japanese food”
のような料理ジャンルは、一見するとシンプルですが、国や地域によって想像される内容が違います。
- 例えば、欧州で “Western food” と言った場合、アメリカ的なステーキではなく、自国の料理を指していることもありますし、中華料理は辛さや油のイメージが強調されがちです。
- 逆に “Japanese food” というと、寿司やラーメンなどごく一部のメニューだけを指していることも多く、「日本料理=寿司」のような固定観念で話が進むこともあります。
こうした前提の違いを理解しておくと、
- 「日本料理だけど揚げ物中心の店がいい」
- 「中華でも辛くない料理が多い店にしたい」
といった追加説明も、よりスムーズにできるようになります。
「郷土料理」:ビジネスでも“歓迎のサイン”になりやすい単語
“local food” や “regional food” は、その土地ならではの料理を楽しみたいときに非常に便利な表現です。

取引先の担当者が「うちの地域の郷土料理を食べてみませんか?」と提案してくれるのは、ビジネス上の歓迎のサインであることも多く、こちらから “I’d like to try some local food.” と言うと、会話が一段と和みます。
- フランス語の “cuisine locale”
- イタリア語の “cucina locale”
- スペイン語の “comida regional”
など、どの言語でも似た構成になっているので、まとめて覚えやすいのもポイントです。
出張サラリーマン的には、「せっかくなら一度は郷土料理を」というスタンスで、うまく活用したい単語です。
「ウエイター」:店員を指す言葉はその国のスタイルを映す鏡
英語の “waiter” は、日本でもよく知られた単語ですが、
- フランス語の “garçon”
- スペイン語の “camarero”
- イタリア語の “cameriere”
など、各言語でまったく違う単語が使われます。
実際のレストランでは、これらの単語をそのまま呼びかけに使う場合もあれば、丁寧に “Excuse me.” “S’il vous plaît.” のような前置きをつけることも多いです。

私は、最初の頃はどの国でも英語で “Excuse me.” と言っていましたが、現地語で “Camarero.” や “Cameriere.” と一言添えると、店員さんの表情が柔らかくなると感じることがありました。
ウエイターという単語は短いですが、その国のサービス文化がにじみ出る部分なので、ぜひ合わせて覚えておきたいところです。
出張サラリーマンのシーン別会話例
シーン1:現地スタッフに「どんな料理が食べたい?」と聞かれたとき
海外出張では、現地スタッフとのランチや夕食が仕事の一部のようになっている場面がよくあります。
特に初日や打ち合わせ後の食事は「どんな料理がいいですか?」と聞かれることがほぼ定番です。
そんなときに、料理ジャンルの単語を即答できるだけで、コミュニケーションがとてもスムーズになります。

私の経験でも、ジャンルだけでも明確に伝えられると、相手が店選びをしやすくなり、その場の雰囲気も一気に和らぎます。
逆に「何でもいいです」と言ってしまうと、本当に自分が食べたかった方向に話が進まないこともあるので、単語ベースでもしっかり言えるようにしておく価値があります。
- 英語:I’d like to try local food today.
- スペイン語:Me gustaría probar comida regional hoy.
- フランス語:J’aimerais goûter de la cuisine locale aujourd’hui.
- ドイツ語:Ich möchte heute örtliche Speisen probieren.
- イタリア語:Vorrei assaggiare della cucina locale oggi.
「郷土料理」は歓迎のサインとして受け取られやすく、仕事関係の相手との距離を縮める良いきっかけにもなります。
特に欧州では郷土料理を誇りにしている地域が多いため、この単語を知っておくと、相手が嬉しそうに店を紹介してくれることがあります。
シーン2:レストランの前で“何料理の店か”を確認したいとき
街を歩いていると、一見おしゃれな店なのに「ここは何料理の店?」と迷うことがあります。
メニューが外に出ていない国もあり、店員に直接確認する必要があるケースも珍しくありません。

私はヨーロッパで「日本料理があると聞いて入ったら、実は“寿司風創作料理”だった」という経験があり、ジャンルを事前確認しておけばよかった…っと思ったことがあります。
単語レベルで聞くだけでも、ほぼ間違いなく伝わります。
- 英語:Is this Chinese food or Western food?
- スペイン語:¿Esto es comida china o comida europea?
- フランス語:C’est de la cuisine chinoise ou de la cuisine européenne ?
- ドイツ語:Ist das chinesische Küche oder europäische Küche?
- イタリア語:È cucina cinese o cucina europea?
「西洋料理」は国によってイメージが変わります。
ヨーロッパでは「自国料理」も “European food” の範囲に含まれることがあり、「ステーキ」「パスタ」などの具体名とセットで聞くとさらに正確になります。
シーン3:店員(ウェイター)を呼びたいときの“呼び方の違い”を知りたい場面
ウェイター(店員)を指す単語は国によって全く違い、サービス文化が強く反映される部分です。
日本では「すみません」で通じますが、海外では現地語の単語を使うと好印象になるケースが多いです。
例えば、スペインでは “Camarero.” はごく自然な呼びかけで、イタリアの “Cameriere.” も同様です。
フランス語の “Garçon.” は古い表現という印象があり、現場では “Monsieur” や “S’il vous plaît.” の方が丁寧で安全な選択です。
英語圏では “Excuse me.” を前置きにする方が自然で、いきなり “Waiter.” とだけ言うとやや強く聞こえることもあります。
- 英語:Excuse me, waiter.
- スペイン語:Perdone, camarero.
- フランス語:Pardon, garçon.
- ドイツ語:Entschuldigen Sie, Kellner.
- イタリア語:Mi scusi, cameriere.
私の体感では、店員を呼ぶときの“言い方”が最も文化差の出るポイントです。

現地語の単語を一言添えるだけで、驚くほど対応が柔らかくなる場面もありました。
これはぜひ、単語レベルでも覚えておきたいですね。
実践アクション:今日からできる練習法
① 料理ジャンルの単語を「語尾の違い」でセット暗記する
六カ国語で語尾を比べると、ジャンル単語の特徴がつかめます。
- 英語:Japanese / Chinese / European
- スペイン語:japonesa / china / europea
- フランス語:japonaise / chinoise / européenne
- ドイツ語:japanische / chinesische / europäische
- イタリア語:giapponese / cinese / europea
② 「今日は◯◯料理が食べたい」の形を六カ国語で練習
文章暗記ではなく、単語を入れ替えていく感覚で使えます。
- 英語:I’d like Japanese food today.
- スペイン語:Quisiera comida japonesa hoy.
- フランス語:Je voudrais cuisine japonaise aujourd’hui.
- ドイツ語:Ich möchte heute japanische Speisen.
- イタリア語:Vorrei cucina giapponese oggi.
③ ウェイターの呼びかけは「Excuse me + 現地語」で統一できる
国ごとに単語は違っても、テンプレート化すると応用が効きます。
- 英語:Excuse me, waiter.
- スペイン語:Perdone, camarero.
- フランス語:Pardon, garçon.
- ドイツ語:Entschuldigen Sie, Kellner.
- イタリア語:Mi scusi, cameriere.
④「この店は何料理?」を六カ国語で言えるようにする
海外でレストランを選ぶときに、最もよく使う質問の1つがこの「何料理のお店ですか?」という確認です。
店構えだけでは分からないことも多く、特に出張で時間が限られていると、料理ジャンルを早めにつかんでおきたいところです。

ジャンルを一言確認するだけで、食事選びの失敗がぐっと減ります。
六カ国語では次のように言えます。
- 英語:What kind of food do you serve here?
- スペイン語:¿Qué tipo de comida sirven aquí?
- フランス語:Quel type de cuisine servez-vous ici ?
- ドイツ語:Welche Art von Küche bieten Sie hier an?
- イタリア語:Che tipo di cucina servite qui?
料理ジャンル(Japanese / Chinese / local cuisine / Western food など)を差し替えるだけで応用できるため、非常に使い勝手の良い質問です。
例えば「ここは日本料理ですか?」と確認したい場合は “Is this a Japanese restaurant?” のように店の種類を直接聞く言い方も自然です。
店選びの最初の一言として覚えておくと、海外の食事が一段とスムーズになります。
まとめ(学びの振り返り)
店・料理ジャンルの単語を覚えるだけで、海外での食事選びが驚くほどスムーズになります。
特に
- 西洋料理
- 中華料理
- 日本料理
- 郷土料理
の4つは、出張でも観光でも必ずと言っていいほど登場する重要単語です。
単語だからこそ、六カ国語で比較すると語尾や文化の違いが見えてきて、実際に使う場面がイメージしやすくなります。

私もジャンル名を即答できるようになったことで、現地スタッフとの食事の時間がより楽しく、仕事の関係もスムーズになったと感じる場面が多くありました。
今回紹介した単語を覚えておけば、初めて訪れる街でも安心して店選びができ、食事の満足度も格段に上がります。
ぜひ次の海外出張・旅行で活用してみてください。
ライター紹介Writer introduction
Tatsu / タツ 男性
海外出張歴そこそこ、語学力は“必要な分だけ頑張る派”の40代サラリーマンです。旅先でよく固まってしまう「え、これ何て言うんだっけ?」を解決するために、このブログを作りました。空港・ホテル・レストランなど、よくある場面のフレーズを 6か国語でサクッと比較 できる便利帳を目指しています。失敗談も多めですが、実体験ベースで“通じるコツ”をお届けします。




