海外ホテルで言う「荷物を預けたい」「会計をお願いします」を六カ国語で完全ガイド

海外ホテルで言う「荷物を預けたい」「会計をお願いします」を六カ国語で完全ガイド

海外ホテルで必ずと言っていいほど発生するのが、荷物の預かり会計に関するやり取りです。

チェックアウト前後は移動が重なりやすく、フロントに訪れる宿泊客が一気に増えるため、伝えたいことがサッと口に出るかどうかで、旅のスムーズさが大きく変わります。

「荷物を預けたい」と言う場面は、出発直前だけでなく、早めにチェックアウトした後に街歩きをしたいときや、部屋の移動があるときなど、滞在中に何度も出てきます。

また「会計をお願いします」は、単に支払いをするだけでなく、明細の確認・追加料金の説明・滞在税など、フロントとの重要なコミュニケーションのタイミングです。

Tatsu / タツ

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私もこれまでの出張で、荷物を預けたあと街へ出たり、会計時に追加料金を指摘してもらったりと、“フロントとのちょっとしたやり取り” が旅の安心感につながる場面を何度も経験しました。

この記事では、ホテルで活躍する次の2つの基本フレーズを六カ国語でまとめ、ニュアンスの違い・伝えるコツを丁寧に解説します。

  • この荷物を〇時まで預ってください
  • 会計を願います

どちらも短いフレーズですが、チェックアウト前後のバタつく時間帯にこそ役立つ、実用性の高い表現です。

 

この記事でわかること

  • 荷物預かり・会計の六カ国語フレーズ比較
  • フロントでトラブルを避けるための言い回し
  • 出張経験から学んだ、伝え方のちょっとしたコツ

六カ国語フレーズのまとめ

意味:この荷物を〇時まで預ってください

  • 日本語  :コノ ニモツ ヲ ○ジ マデ アズカッテ クダサイ
  • 英語   :Please keep this baggage till ( ) o’clock.(プリーズ キープ ディス バゲッジ ティル ○ オクロック)
  • スペイン語:Haga el favor de guardar este equipaje hasta las ( ).(アガ エル ファボール デ グアルダール エステ エキパヘ アスタ ラス ○)
  • フランス語:Gardez ces bagages jusqu’à ( ) s’il vous plaît.(ガルデ セ バガージュ ジュスカ ○ シル ヴ プレ)
  • ドイツ語 :Bewahren Sie bitte dieses Gepäck bis ( ) Uhr auf.(ベヴァーレン ズィ ビッテ ディーゼス ゲペック ビス ○ ウア アオフ)
  • イタリア語:Per favore, tenete questo bagaglio fino alle ( ).(ペル ファヴォーレ テネーテ クエスト バガリオ フィーノ アッレ ○)

意味:会計を願います

  • 日本語  :カイケイ ヲ ネガイマス
  • 英語   :I want to settle my account.(アイ ウォント トゥ セトル マイ アカウント)
  • スペイン語:Quisiera pagar mi cuenta.(キシエラ パガール ミ クエンタ)
  • フランス語:Je désire régler la note.(ジュ デジール レグレ ラ ノート)
  • ドイツ語 :Meine Rechnung, bitte.(マイネ レヒヌング ビッテ)
  • イタリア語:Vorrei avere il conto.(ヴォッレイ アヴェーレ イル コント)

 

フレーズごとの使い方とニュアンス

「荷物を〇時まで預ってください」:国ごとに丁寧さの“度合い”が変わる

Tatsu / タツ

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英語の “Please keep this baggage till …” は最も分かりやすい定型表現で、海外ホテルのフロントで必ず通じる表現です。

ただし、ヨーロッパのホテルでは「Baggage」よりも “luggage” を使うことも多く、意味はほぼ同じと覚えて問題ありません。

スペイン語やイタリア語は「お願い」の表現がやや丁寧で、“Haga el favor de…” “Per favore…” のように依頼の前置きをつけるのが自然です。

ドイツ語は機能的で、“Gepäck(荷物)+ aufbewahren(預かる)”の組み合わせが多く、ホテル用語としてよく登場します。

時間の伝え方には、以下のコツがあります:

  • ① 12時か24時かを明確にする
  • ② 午後(p.m.)を言いたいときは “this afternoon” を添える
  • ③ 大きなスーツケースはタグを付けて管理されることが多い

フロントとのやり取りとしてはシンプルですが、実用性は非常に高いフレーズです。

 

「会計を願います」:国によって“伝わりやすい言い方”が異なる

会計の依頼は、英語で “settle my account” が丁寧な表現ですが、実際の現場ではもう少し短く言う人が多く、“Check out, please.” や “I’d like to pay.”でも問題ありません。

スペイン語・フランス語・イタリア語は「勘定(note / conto / cuenta)」という単語が使われ、食事の支払いでもホテルの会計でも共通で使えます。

ドイツ語は “Meine Rechnung, bitte.” が最もシンプルで、形式張らない実用的な言い方です。

Tatsu / タツ

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私の経験では、会計のタイミングで「ミニバー使用の有無」「市税」「デポジット返却」などが確認されるため、混み合う時間帯(朝9〜10時)は特に早めの声がけが大切です。

会計は旅の最後のやり取りでもあるため、正確に伝えられると全体がスムーズに締まります。

 

出張サラリーマンのシーン別会話例

シーン1:チェックアウト後に観光するため、荷物を預けておきたいとき

チェックアウトを済ませたあと、フライトの時間まで余裕がある場合は、荷物をフロントに預けて身軽に街を歩きたいものです。

特に海外出張では、空港へ向かうまでの時間を有効活用したいことが多いため、このフレーズが言えるかどうかで“自由度”がかなり変わります。

Tatsu / タツ

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私も滞在最終日に街の中心部を歩くことが多いのですが、スーツケースを預けられると動きが一気にラクになります。預かりタグを渡される場合は、なくさないように気をつけたいところです。

多言語での例は次の通りです。

  • 英語:Could you keep my luggage until three o’clock?
  • スペイン語:¿Puede guardar mi equipaje hasta las tres?
  • フランス語:Pouvez-vous garder mes bagages jusqu’à trois heures ?
  • ドイツ語:Können Sie mein Gepäck bis drei Uhr aufbewahren?
  • イタリア語:Potreste tenere il mio bagaglio fino alle tre?

“荷物(luggage / equipaje / bagages / Gepäck / bagaglio)”の単語を覚えるだけでも、ホテルだけでなく空港でもかなり役立ちます。

 

シーン2:追加料金や明細を確認しながら会計を済ませたいとき

海外ホテルの会計はシンプルに見えて、実は意外と確認事項が多いものです。

  • 「ミニバーの利用」
  • 「滞在税(city tax)」
  • 「クリーニング代」
  • 「デポジット返却」

など、国やホテルによって扱いが異なります。

Tatsu / タツ

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私は一度、ミニバーの“水”が無料だと思い込んでいて、チェックアウト時に請求がついて驚いたことがあります。それ以来、会計時には必ず明細を確認するようにしています。

そんな状況を想定した例文がこちらです。

  • 英語:I’d like to settle the bill, please.
  • スペイン語:Quisiera pagar la cuenta, por favor.
  • フランス語:Je voudrais régler la note, s’il vous plaît.
  • ドイツ語:Ich möchte bitte bezahlen.
  • イタリア語:Vorrei pagare il conto, per favore.

英語では “bill” も “account” も使われますが、ホテルでは “bill” が聞かれる場面が多い印象です。

 

シーン3:荷物の個数が多く、フロントに事情を伝えたいとき

仕事用の荷物が増えてしまい、スーツケース+サブバッグ+資料の箱…など、預けるアイテムが複数になる場合もあります。

そんな時は、最初に個数を伝えておくとフロント側も管理しやすくなります。

Tatsu / タツ

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展示会帰りにサンプル品が大量に増え、フロントで「荷物は全部で4つあります」と説明したら、丁寧にタグを4枚つけて管理してくれたことがありました。ちょっとした情報共有が本当に大事です。

以下は個数を添えて説明する例です。

  • 英語:I have four pieces of luggage to store.
  • スペイン語:Tengo cuatro bultos para guardar.
  • フランス語:J’ai quatre bagages à laisser.
  • ドイツ語:Ich habe vier Gepäckstücke abzugeben.
  • イタリア語:Ho quattro bagagli da lasciare.

数字を入れ替えるだけで応用可能なので、“one, two, three…” を合わせて練習しておくと実践で困りません。

 

実践アクション:今日からできる練習法

荷物預かりと会計は、ホテル滞在の“終盤”に必ず出てくる重要シーンです。

そこで、今日からできる簡単な練習法をまとめました。

① 「〜まで預かってください」を数字と合わせて練習

till 3 / till 5 / till 8… のように数字部分だけを変えて声に出すと、瞬時に言えるようになります。

② 荷物系の単語をまとめて覚える

luggage, baggage, equipaje, bagages, Gepäck など“荷物ワード”は旅行全般で頻出します。

③ 会計用語をセットで覚える

bill / note / conto / cuenta など、ホテルもレストランも同じ単語で対応できます。

④ フロントで起きやすいトラブルを想定して練習

ミニバー・滞在税・デポジットなど、想定して練習すると実践で焦りません。

⑤ 伝えるときは短く・結論から言う

例:「荷物を預けたいのですが→until 4, please」長く説明するより、短く区切って言うと正確に伝わります。

 

まとめ(学びの振り返り)

荷物預かり会計は、ホテル滞在の最後に登場する“旅の締め”のコミュニケーションです。

シンプルだからこそ、スムーズに言えるかどうかで滞在の快適さが大きく変わります。

英語だけでなく、六カ国語で比較してみると、語尾の違いや依頼表現の丁寧さなどが見えてきて、現地のフロントとのやり取りがぐっとイメージしやすくなります。

Tatsu / タツ

Tatsu / タツ

私も、荷物預かりと会計のフレーズを押さえておくだけで、帰国日の慌ただしさがかなり軽減されました。最後に“気持ちよく締める”ためにも大切な表現だと思います。

今回のフレーズを覚えておけば、チェックアウト前後のやり取りが圧倒的にスムーズになり、次の移動への心の余裕が生まれます。

ライター紹介Writer introduction

Tatsu / タツ

Tatsu / タツ 男性

海外出張歴そこそこ、語学力は“必要な分だけ頑張る派”の40代サラリーマンです。旅先でよく固まってしまう「え、これ何て言うんだっけ?」を解決するために、このブログを作りました。空港・ホテル・レストランなど、よくある場面のフレーズを 6か国語でサクッと比較 できる便利帳を目指しています。失敗談も多めですが、実体験ベースで“通じるコツ”をお届けします。

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