海外の駅で使える「乗り換え・所要時間」の確認フレーズ

海外の駅で列車に乗るとき、「この列車で目的地に行けるかどうか」は分かっても、移動途中でどう判断すればいいのかが分からず、不安になる場面は少なくありません。
特に、
- どの駅で乗り換えるのか
- 途中で一度降りても大丈夫なのか
- 全体でどのくらい時間がかかるのか
といったポイントは、事前に把握していないと、移動中に余計なストレスを抱えがちです。
私も海外出張中に、途中で少し時間が空いたのに、途中下車できるか分からずそのまま通過してしまったことや、乗り換え駅を把握しておらず、ホーム移動で慌てた経験があります。
どれも、乗る前に一言聞いていれば防げたことでした。

こうした場面で重要なのは、路線図を完璧に理解することではなく、「移動途中の判断に必要なこと」を短いフレーズで確認できるかです。
そこで今回紹介するのが、
- 「どこで乗り換えるのですか」
- 「途中下車ができますか」
- 「〜までどのくらいかかりますか」
という、移動途中での判断・計画調整に欠かせない3つの基本フレーズです。
この3つを押さえておくだけで、移動全体を「流れ」で把握できるようになります。
この記事でわかること
- 「どこで乗り換えるのですか」を海外で自然に聞く言い方
- 途中下車が可能かどうかを確認する基本フレーズ
- 目的地までの所要時間を把握する聞き方
- 出張サラリーマンが失敗しにくい移動判断の考え方
六カ国語フレーズのまとめ
意味:どこで乗り換えるのですか
- 日本語 :ドコデ ノリカエルノデスカ
- 英語 :Where do I change trains?(ウェア ドゥ アイ チェンジ トレインズ)
- スペイン語:¿Dónde tengo que cambiar de tren?(ドンデ テンゴ ケ カンビアル デ トレン)
- フランス語:Où est-ce que je change de train ?(ウ エス ク ジュ シャンジュ ド トラン)
- ドイツ語 :Wo muss ich umsteigen?(ヴォ ムス イッヒ ウムシュタイゲン)
- イタリア語:Dove devo cambiare treno?(ドヴェ デーヴォ カンビアーレ トレーノ)
意味:途中下車ができますか
- 日本語 :トチュウゲシャ ガ デキマスカ
- 英語 :Can I stop over on this ticket?(キャン アイ ストップオーヴァー オン ディス チケット)
- スペイン語:¿Puedo hacer una parada en el camino?(プエド アセール ウナ パラーダ エン エル カミーノ)
- フランス語:Puis-je faire une escale avec ce billet ?(ピュイ ジュ フェール ユヌ エスカル アヴェク ス ビエ)
- ドイツ語 :Kann ich unterwegs aussteigen?(カン イッヒ ウンターヴェークス アウスシュタイゲン)
- イタリア語:Posso fare una fermata intermedia?(ポッソ ファーレ ウナ フェルマータ インテルメディア)
意味:〜までどのくらいかかりますか
- 日本語 :〜マデ ドノクライ カカリマスカ
- 英語 :How long does it take to ~?(ハウ ロング ダズ イット テイク トゥ)
- スペイン語:¿Cuánto tiempo se tarda en ~?(クアント ティエンポ セ タルダ エン)
- フランス語:Combien de temps faut-il pour aller à ~ ?(コンビヤン ド タン フォ ティル プール アレ ア)
- ドイツ語 :Wie lange dauert es bis ~?(ヴィー ランゲ ダウアート エス ビス)
- イタリア語:Quanto tempo ci vuole per arrivare a ~?(クアント テンポ チ ヴオーレ ペル アリヴァーレ ア)
フレーズごとの使い方とニュアンス
「どこで乗り換えるのですか」:行動ポイントを先に確定させる質問
このフレーズは、単なる路線確認ではなく、「自分が動くべき駅を特定する」ための質問です。
海外の鉄道では、同じ方向に向かう列車でも乗り換え駅が複数パターン存在することが珍しくありません。
例えば、
- 車内アナウンスが早くて聞き取れない
- 表示板が途中駅で切り替わる
- 路線図と実際のホーム構造が一致しない
といった状況では、「何となくこの列車で合っていそう」という判断が一番危険です。
ここで Where do I change trains? と聞いておくと、相手は「駅名」「ホーム番号」「乗り換え路線」をセットで教えてくれることが多く、移動中に考える負荷を一気に減らすことができます。

これを聞かずに乗ってしまって、乗り換え駅を通過してから慌てた経験が何度かあります。
このフレーズは、迷わないための保険として使うのが正解です。
「途中下車ができますか」:予定変更の余地を残すための確認
途中下車は、「できて当たり前」ではありません。
国や鉄道会社、切符の種類によって扱いが大きく異なり、黙って降りると無効扱いになるケースもあります。
そのため、このフレーズの役割は、途中で降りたい意思を伝えることではなく、「この切符で計画を変更できるか」を先に確認することにあります。
特に出張中は、
- 打ち合わせ場所が変わる
- 移動途中で時間調整が必要になる
- 急に別ルートを選びたくなる
といった場面が起きやすいため、柔軟性があるかどうかを把握しておく価値は大きいです。
まず可否だけを確認し、条件はその後で聞く。
この順番が最も安全です。
「〜までどのくらいかかりますか」:時間を判断材料に変える質問
このフレーズは、正確な到着時刻を知るためのものではありません。

目的は、「次の予定に間に合うかどうか」を判断するための時間感覚を掴むことです。
海外では、
- 遅延が日常的に発生する
- 乗り換えに想定以上の時間がかかる
- 案内表示と実際の所要時間がズレる
といったことが珍しくありません。
そのため、「何時何分に着くか」よりも、30分なのか/1時間なのか/2時間なのかといった大枠を把握する方が、実務的には役立ちます。
このフレーズで聞いてみた返答で「about an hour」と言われただけでも、そのあとの予定を組み直すことができますよね。
時間を数字ではなく判断材料として使うための質問だと考えると、使いどころが分かりやすくなります。
出張サラリーマンのシーン別会話例
シーン1:ホームで「どこで乗り換えるか」を先に確定させたいとき
海外の駅で一番怖いのは、「列車に乗ったあとに、乗り換え駅が分からない」と気づくパターンです。
車内アナウンスが早口だったり、表示が一瞬で切り替わったりすると、落ち着いて情報を拾うのが難しくなります。

この場面で最優先なのは、乗り換え駅(=自分の行動ポイント)を先に確定させることです。
そこで使えるのが、Where do I change trains? です。
六カ国語の例は以下の通りです。
- 英語:Where do I change trains?
- スペイン語:¿Dónde tengo que cambiar de tren?
- フランス語:Où est-ce que je change de train ?
- ドイツ語 :Wo muss ich umsteigen?
- イタリア語:Dove devo cambiare treno?
乗り換えは「車内で確認する」では当然ながら遅いので、「乗る前に一言聞く」ことが大事です。
この一文で、相手はだいたい「駅名」や「何番ホーム」といった実用情報を返してくれます。
あとは、その情報をメモするか、スマホの画面に残しておくだけで安心感が段違いです。
シーン2:移動途中で一度降りたい(途中下車できるか確認したい)とき
出張や旅行では、移動中に予定が変わることがあります。
例えば
- 「途中の街で少し時間調整したい」
- 「打ち合わせ場所が変わった」
- 「急に休憩を入れたい」
など、現場は想定外の連続です。
ただし、途中下車は国・路線・チケット種別によってルールが違い、できると思い込むと痛い目を見ることがあります。
そこで、まずは可否だけを短く確認するのが正解です。
使うのは、Can I stop over on this ticket?(この切符で途中下車できますか)という聞き方です。
- 英語:Can I stop over on this ticket?
- スペイン語:¿Puedo hacer una parada en el camino?
- フランス語:Puis-je faire une escale avec ce billet ?
- ドイツ語 :Kann ich unterwegs aussteigen?
- イタリア語:Posso fare una fermata intermedia?

ここは、理由を説明しすぎないのがコツです。まず「できるかどうか」だけを聞く方が、相手も答えやすくなります。
もし「OK」と言われたら、その次に「どのくらい時間を空けていいか」「同じ切符で再入場できるか」を確認していく流れが自然です。
逆に「不可」なら、その場でプランを切り替える方が早いです。
迷う時間が一番もったいないです。
シーン3:次の予定があるので、所要時間をざっくり把握したいとき
移動の所要時間は、「正確な分数」よりも、間に合うかどうかの判断材料として必要になります。
特に海外では、遅延や乗り換え時間のブレも起きやすいため、余裕を持った行動が重要です。
そこで使えるのが、How long does it take to ~? です。
「〜」に駅名や目的地を入れるだけで成立し、会話が早いのが強みです。
- 英語:How long does it take to ~?
- スペイン語:¿Cuánto tiempo se tarda en ~?
- フランス語:Combien de temps faut-il pour aller à ~ ?
- ドイツ語 :Wie lange dauert es bis ~?
- イタリア語:Quanto tempo ci vuole per arrivare a ~?

「だいたい何分くらい」と言ってもらえるだけで、次の行動が決めやすくなりよね。
時間がタイトなときほど、「だいたいでいいから時間感覚を掴む」ことが、結果的に失敗を減らします。
実践アクション:今日からできる練習法
乗り換え・途中下車・所要時間は、どれもその場で判断して動くためのフレーズです。
英語だけを覚えても、現場では他言語の方が通じやすい地域もあります。
ここでは六カ国語を同じ深さで整理します。
① 「乗り換え」フレーズは駅名を差し替える練習をする
- 英語:Where do I change trains?
- スペイン語:¿Dónde tengo que cambiar de tren?
- フランス語:Où est-ce que je change de train ?
- ドイツ語 :Wo muss ich umsteigen?
- イタリア語:Dove devo cambiare treno?
ポイントは、相手の返答を受け取る準備です。

メモ帳アプリを開いてから聞くと、回答をそのまま残せます。
② 「途中下車」は“可否だけ先に聞く”型で覚える
- 英語:Can I stop over on this ticket?
- スペイン語:¿Puedo hacer una parada en el camino?
- フランス語:Puis-je faire une escale avec ce billet ?
- ドイツ語 :Kann ich unterwegs aussteigen?
- イタリア語:Posso fare una fermata intermedia?
理由説明は後回しでOKです。
まずはYes/Noを引き出すことが、実務では一番強いです。
③ 所要時間は「だいたい」を掴む目的で練習する
- 英語:How long does it take to ~?
- スペイン語:¿Cuánto tiempo se tarda en ~?
- フランス語:Combien de temps faut-il pour aller à ~ ?
- ドイツ語 :Wie lange dauert es bis ~?
- イタリア語:Quanto tempo ci vuole per arrivare a ~?
駅で聞くと
- 「20 minutes」
- 「about an hour」
のように返ってくることが多いので、分単位の完璧さより、時間帯(30分/1時間/2時間)で掴む意識が大切かと。
④ 最後は「3点セット」で頭の中を整える
移動中に迷いやすいときほど、頭の中で確認すべき順番を固定するとラクです。
- どこで乗り換える?
- 途中下車できる?
- どのくらいかかる?

この順番で考えるだけで、海外の移動が「運」ではなく「判断」で進められるようになります。
まとめ(学びの振り返り)
海外の鉄道移動では、目的地に向かうだけでなく、移動途中の判断が旅や出張の快適さを左右します。
今回紹介した
- どこで乗り換えるのですか
- 途中下車ができますか
- 〜までどのくらいかかりますか
という3つのフレーズは、短いながらも「計画調整の武器」になります。

私もこの3点を押さえるようになってから、海外の移動で焦る回数が明らかに減りました。
完璧に話す必要はありません。
必要な確認を、必要な順番でできる――それだけで、海外の鉄道移動はずっと安心なものになります。
ライター紹介Writer introduction
Tatsu / タツ 男性
海外出張歴そこそこ、語学力は“必要な分だけ頑張る派”の40代サラリーマンです。旅先でよく固まってしまう「え、これ何て言うんだっけ?」を解決するために、このブログを作りました。空港・ホテル・レストランなど、よくある場面のフレーズを 6か国語でサクッと比較 できる便利帳を目指しています。失敗談も多めですが、実体験ベースで“通じるコツ”をお届けします。




