海外の観光案内所で、サポートや追加手配をお願いする方法

海外の観光案内所で、基本的な案内を一通り聞いたあと、次に出てくるのが
「追加のサポートをどう頼むか」
という段階です。
たとえば、
- 英語のパンフレットが欲しい
- 日本語が話せるガイドを頼みたい
- ガイドをお願いすると、いくらかかるのか知りたい
こうした内容は、観光案内所ではごく普通の相談ですが、言い方が分からずに遠慮してしまう人が多いのも事実です。

私も以前にフィレンツェの案内所で「聞いていいのかな」と迷ってしまい、後から「最初に聞けばよかった」と思ったことが何度もあります。
ただ、実際にはこの段階こそ、はっきり要望を伝えた方が相手も動きやすい場面です。
そこでこの記事では、観光案内所で使うサポート・追加手配に関する3つの基本フレーズを整理します。
- 英語の案内書をもらえますか
- 日本語の話せるガイドを頼みたい
- 一日いくらですか
この3つを押さえておくと、案内は「説明」から「手配」へと一段進みます。
この記事でわかること
- 観光案内所で追加サポートを頼む基本フレーズ
- 「資料」「人」「料金」をどう切り分けて聞くか
- 六カ国語それぞれのニュアンスの違い
- 出張・旅行中に失敗しにくい頼み方の考え方
六カ国語フレーズのまとめ
意味:英語の案内書をもらえますか
- 日本語 :エイゴノ アンナイショヲ モラエマスカ
- 英語 :Can I get an English guidebook?(キャン アイ ゲット アン イングリッシュ ガイドブック)
- スペイン語:¿Puedo obtener una guía en inglés?(プエド オブテネール ウナ ギア エン イングレス)
- フランス語:Puis-je avoir un guide en anglais ?(ピュイ ジュ アヴォワール アン ギド オン アングレ)
- ドイツ語 :Könnte ich einen Reiseführer auf Englisch bekommen?(ケンテ イッヒ アイネン ライゼフューラー アウフ イングリッシュ ベコメン)
- イタリア語:Posso avere una guida in inglese?(ポッソ アヴェーレ ウナ グイダ イン イングレーゼ)
意味:日本語の話せるガイドを頼みたい
- 日本語 :ニホンゴノ ハナセル ガイドヲ タノミタイ
- 英語 :I would like to request a Japanese-speaking guide.(アイ ウッド ライク トゥ リクエスト ア ジャパニーズ スピーキング ガイド)
- スペイン語:Quisiera solicitar un guía que hable japonés.(キシエラ ソリシタール ウン ギア ケ アブレ ハポネス)
- フランス語:Je voudrais demander un guide parlant japonais.(ジュ ヴドレ ドゥマンデ アン ギド パルラン ジャポネ)
- ドイツ語 :Ich möchte einen japanischsprachigen Guide anfragen.(イッヒ メヒテ アイネン ヤパニッシュシュプラーヒゲン ガイド アンフラーゲン)
- イタリア語:Vorrei richiedere una guida che parli giapponese.(ヴォレイ リキエーデレ ウナ グイダ ケ パルリ ジャポネーゼ)
意味:一日いくらですか
- 日本語 :イチニチ イクラデスカ
- 英語 :How much is it per day?(ハウ マッチ イズ イット パー デイ)
- スペイン語:¿Cuánto cuesta por día?(クアント クエスタ ポル ディア)
- フランス語:Combien ça coûte par jour ?(コンビヤン サ クート パー ジュール)
- ドイツ語 :Wie viel kostet es pro Tag?(ヴィー フィール コステット エス プロ ターク)
- イタリア語:Quanto costa al giorno?(クアント コスタ アル ジョルノ)
フレーズごとの使い方とニュアンス
「英語の案内書をもらえますか」:まず情報を手元に集めたいとき
このフレーズは、案内を本格的に相談する前に
「判断材料を先に揃えたい」
ときに使います。
まずは、シンプルにこの一言で十分です。
- 英語:Can I get an English guidebook?
少し丁寧にしたい場合は、次の形も自然です。
- 英語:Could I get an English guidebook, please?
- スペイン語・イタリア語も、同様に「もらえるか」を軽く聞く表現です。
- フランス語・ドイツ語は、案内所らしい丁寧な響きになります。

先に案内書をもらっておくと、その後の質問が具体的になり、話が早く進みます。
よくある失敗例
いきなりガイドの手配を頼んでしまうと、料金や条件の話に入り、判断が重くなりがちです。
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「日本語の話せるガイドを頼みたい」:人のサポートをお願いするとき
このフレーズは、案内を「説明」から「同行サポート」に切り替える場面で使います。
まずは、希望をそのまま伝えます。
- 英語:I would like to request a Japanese-speaking guide.
少し柔らかくしたい場合は、
- 英語:Is it possible to arrange a Japanese-speaking guide?
と聞くと、「可能かどうか」を相手に委ねる形になります。
- どの言語でも「お願いしたい」という姿勢が自然に伝わります。
- 断られても失礼にならない言い方です。

この段階では、遠慮せず希望を出した方が、結果的に安心感が増します。
よくある失敗例
「日本語は話せますか?」とだけ聞くと、案内係本人の語学力の話になり、ガイド手配につながらないことがあります。
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「一日いくらですか」:手配を現実的に判断するための確認
ガイドやツアーを頼む前に、必ず確認しておきたいのが料金です。
このフレーズは、話を前に進めるための事務的な確認です。
基本形はこれです。
- 英語:How much is it per day?
必要に応じて、対象を補足します。
- 英語:How much is it per day for a guide?
- どの言語でも、料金確認は失礼になりません。
- 「一日」という単位を入れることで、誤解を防げます。

料金は「頼む前」に聞くのが基本。後回しにすると判断がしづらくなります。
よくある失敗例
手配を進めたあとで料金を聞くと、断りにくくなってしまうことがあります。
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3フレーズの使い分けまとめ
- 情報を集めたい → 案内書をもらう
- 安心して回りたい → 日本語ガイドを頼む
- 判断する前に → 料金を確認する
この順番を意識するだけで、
観光案内所での追加手配は、ぐっとスムーズになります。
出張サラリーマンのシーン別会話例
シーン1:まずは英語の案内書をもらって全体像を把握したいとき
観光案内所に着いた直後は、いきなり細かい相談に入るより、
全体像をつかむための資料
を先にもらう方が楽な場合があります。
そんなときは、理由を説明せず、まずは一言だけ伝えます。
- 英語:Can I get an English guidebook?
- スペイン語:¿Puedo obtener una guía en inglés?
- フランス語:Puis-je avoir un guide en anglais ?
- ドイツ語 :Könnte ich einen Reiseführer auf Englisch bekommen?
- イタリア語:Posso avere una guida in inglese?

先に資料をもらっておくだけで、その後の質問が整理しやすくなります。
「考えてから聞く」より、「資料を見ながら聞く」方が、案内所では自然です。
シーン2:日本語が話せるガイドの手配を相談したいとき
慣れない土地で、効率よく回りたい場合や、説明をしっかり理解したい場合は、ガイドの手配が有効です。
この場面では、可否を相手に委ねる言い方が向いています。
- 英語:Is it possible to arrange a Japanese-speaking guide?
- スペイン語:¿Es posible organizar un guía que hable japonés?
- フランス語:Est-il possible d’organiser un guide parlant japonais ?
- ドイツ語 :Ist es möglich, einen japanischsprachigen Guide zu organisieren?
- イタリア語:È possibile organizzare una guida che parli giapponese?

「頼めるかどうか」をまず確認するだけで、心理的なハードルは下がります。
このあとに、日程・時間・料金といった具体条件を詰めていく流れになります。
シーン3:ガイドやサポートの料金を事前に確認したいとき
手配を進める前に、必ず確認しておきたいのが料金です。
ここは遠慮せず、事務的に聞いて問題ありません。
- 英語:How much is it per day?
- スペイン語:¿Cuánto cuesta por día?
- フランス語:Combien ça coûte par jour ?
- ドイツ語 :Wie viel kostet es pro Tag?
- イタリア語:Quanto costa al giorno?

料金は「頼む前」に確認する方が、判断がしやすくなります。
この一言があるだけで、無理な手配や後悔を防ぐことができます。
実践アクション:今日からできる練習法
① フレーズを「資料・人・お金」の3カテゴリで整理する
今回の3フレーズは、役割がはっきり分かれています。
- 資料:案内書をもらう
- 人 :ガイドを頼む
- お金:料金を確認する
六カ国語すべてで、「何を頼んでいるか」を意識して口に出す練習をします。
② 動詞だけを先に出す“分解練習”をする
文章を丸ごと覚えず、まずは核になる動詞だけを押さえます。
- 英語:get / arrange / cost
- スペイン語:obtener / organizar / costar
- フランス語:avoir / organiser / coûter
- ドイツ語 :bekommen / organisieren / kosten
- イタリア語:avere / organizzare / costare

動詞が出れば、多少文が崩れても意思は伝わります。
③ 「頼む → 確認する」の順番を体に入れる
実務では、順番がとても重要です。
- ① できるか聞く
- ② 内容を確認する
- ③ 料金を聞く
この流れを六カ国語で意識するだけで、会話の主導権を失いにくくなります。
④ 完璧な文章より「一言出す」ことを優先する
観光案内所では、正確さよりも意思表示が大切です。

六カ国語は、止まらないための保険。全部正しく言う必要はありません。
まず一言出せる状態を作ることが、実践への近道です。
まとめ(学びの振り返り)
観光案内所での追加手配は、
遠慮せず、順番を守って頼む
ことがポイントです。
- 資料をもらう
- 人を手配する
- 料金を確認する
この3つを整理して伝えられるだけで、案内は一段スムーズになります。
六カ国語は、語学力を見せるためのものではありません。
自分が安心して動くための道具として使っていきましょう。
まず一言出せる。それだけで、旅や出張の不安は大きく減ります。

こちらのブログをぜひブックマークしていただき、海外の観光案内所に行く前に復習してみてください(笑)
ライター紹介Writer introduction
Tatsu / タツ 男性
海外出張歴そこそこ、語学力は“必要な分だけ頑張る派”の40代サラリーマンです。旅先でよく固まってしまう「え、これ何て言うんだっけ?」を解決するために、このブログを作りました。空港・ホテル・レストランなど、よくある場面のフレーズを 6か国語でサクッと比較 できる便利帳を目指しています。失敗談も多めですが、実体験ベースで“通じるコツ”をお届けします。



