海外の観光案内所で、まず何を伝えればいいか

海外旅行や海外出張で観光案内所に立ち寄るとき、多くの人が戸惑うのが、
「最初に、何をどう伝えればいいのか分からない」
という点です。
英語が少し話せても、
- おすすめを聞きたいのか
- 時間がどれくらいあるのか
をうまく整理できず、なんとなく会話が始まってしまうことは珍しくありません。

私も、海外出張の合間に観光案内所を使った際、「もう少し早く時間の条件を伝えておけば…」と後から思ったことが何度もあります。
観光案内所では、英語が流暢かどうかよりも、
「どんな条件で相談したいのか」を最初に示せるか
が重要です。
そこでこの記事では、観光案内所での会話の入口となる、次の2つに絞って整理します。
- おすすめの観光箇所を聞く
- 時間に余裕があることを伝える
この2点を押さえるだけで、案内の質は大きく変わります。
いまはスマホで何でも調べられる時代ですけど、現地で必ずネットに繋がるかどうかもわからないところがありますので…

「観光案内所で使えるフレーズを六か国語で紹介しているブログがあったな」っと覚えておいてもらえると、うれしいです
この記事でわかること
- 観光案内所で「まず最初に言うべき一言」
- 時間に余裕があることを自然に伝える方法
- 六カ国語それぞれのニュアンスの違い
- 出張・旅行中に失敗しにくい相談の考え方
六カ国語フレーズのまとめ
意味:観光箇所を教えて下さい
- 日本語 :カンコウカショヲ オシエテ クダサイ
- 英語 :Please tell me some places of interest here.(プリーズ テル ミー サム プレイシズ オブ インタレスト ヒア)
- スペイン語:Por favor, indíqueme algunos lugares interesantes de aquí.(ポル ファボール インディケメ アルグーノス ルガーレス インテレサンテス デ アキ)
- フランス語:Veuillez me dire quels sont les endroits intéressants par ici.(ヴイエイユ ム ディール ケル ソン レ ザンドロワ アンテレサン パール イシ)
- ドイツ語 :Nennen Sie mir bitte einige Sehenswürdigkeiten hier.(ネネン ズィー ミア ビッテ アイニゲ ゼーエンスヴュルディヒカイテン ヒア)
- イタリア語:Per favore, mi dica quali sono i posti interessanti qui.(ペル ファヴォーレ ミ ディーカ クアーリ ソノ イ ポスティ インテレサンティ クイ)
意味:私は(3)時間余裕があります
- 日本語 :ワタシハ (サン)ジカン ヨユウガ アリマス
- 英語 :I have (3) hours free time.(アイ ハヴ スリー アワーズ フリー タイム)
- スペイン語:Tengo (3) horas libres.(テンゴ トレス オラス リブレス)
- フランス語:J’ai (3) heures libres.(ジェ トロワ ズール リーブル)
- ドイツ語 :Ich habe (3) Stunden frei.(イッヒ ハーベ ドライ シュトゥンデン フライ)
- イタリア語:Ho (3) ore libere.(オ トレ オーレ リーベレ)
フレーズごとの使い方とニュアンス
「観光箇所を教えて下さい」:主導権を案内所に渡す一言
このフレーズは、具体的な行き先を決めるための質問というより、
「ここでは、あなたのおすすめを聞きたい」
という意思表示です。
- 英語はplaces of interestと言うことで、有名・定番・穴場をまとめて含む聞き方になります。
- スペイン語・フランス語・イタリア語も、「興味深い場所」という幅広い表現を使い、相手に裁量を渡します。
- ドイツ語は「Sehenswürdigkeiten(見どころ)」と明確に言うため、実務的で分かりやすい印象になります。

最初から細かく指定せず、「おすすめを聞く」姿勢を見せる方が、案内の質は上がります。
「時間に余裕があります」:提案の精度を一気に上げる条件提示
観光案内所での相談では、時間条件が非常に重要です。
- 英語・フランス語・ドイツ語は、事実を淡々と伝える言い方で問題ありません。
- スペイン語・イタリア語は会話的で、「余裕がある」というニュアンスが柔らかく伝わります。
この一言を添えるだけで、
- 徒歩向きか
- 移動が必要か
- 優先順位はどうするか
といった提案を、案内所側が自然に組み立ててくれます。

「時間がある」と伝えるのは遠慮ではなく、良い提案を引き出すための情報提供です。
出張サラリーマンのシーン別会話例
シーン1:観光案内所に入って、まず相談を始めたいとき
観光案内所では、いきなり細かい質問をするよりも、まず「相談したい」という姿勢を示す方がスムーズです。
この場面では、目的を絞らずに、
「この街の見どころを教えてほしい」
という入り方が最適です。
- 英語:Please tell me some places of interest here.
- スペイン語:Por favor, indíqueme algunos lugares interesantes de aquí.
- フランス語:Veuillez me dire quels sont les endroits intéressants par ici.
- ドイツ語 :Nennen Sie mir bitte einige Sehenswürdigkeiten hier.
- イタリア語:Per favore, mi dica quali sono i posti interessanti qui.

最初の一言で「任せていい」と伝えると、案内所側も説明しやすくなります。
このフレーズは、観光のスタートボタンのような役割を持っています。
シーン2:時間に余裕があることを伝えて、提案の質を上げたいとき
観光案内所での提案は、時間条件によって大きく変わります。
「急いでいる」のか、「ゆっくり回れる」のかを伝えるだけで、
- 徒歩中心のプラン
- 公共交通機関を使うプラン
- 優先度を絞ったプラン
など、内容が自然に最適化されます。
- 英語:I have (3) hours free time.
- スペイン語:Tengo (3) horas libres.
- フランス語:J’ai (3) heures libres.
- ドイツ語 :Ich habe (3) Stunden frei.
- イタリア語:Ho (3) ore libere.

時間を伝えるのは、要望ではなく「前提条件」を共有する行為です。
遠慮せず、数字で伝えるのがポイントです。
シーン3:提案を受ける前に、条件を整理しておきたいとき
案内所でよくある失敗が、
「おすすめを聞いたものの、条件が合わなかった」
というケースです。
これを防ぐには、
- どれくらい時間があるか
- 今日は軽めか、しっかり回りたいか
を最初の会話で出しておくことが大切です。

条件を先に出すほど、あとで断る必要が減ります。
観光案内所は「説明を聞く場所」ではなく、一緒にプランを作る場所だと考えると、使い方が変わります。
実践アクション:今日からできる練習法
① 2フレーズを「セット」で言う練習をする
このグループで覚えるフレーズは2つだけです。
- 観光箇所を教えてもらう
- 時間に余裕があると伝える
練習では、必ずセットで口に出します。
例(英語):
- Please tell me some places of interest here.
- I have three hours free time.
これを六カ国語すべてで行います。

2文続けて言えると、実際の会話も自然につながります。
② 数字だけを差し替える練習をする
時間表現は、全文を覚え直す必要はありません。
- 3 → 2 / 4 / 5
- hours / horas / heures / Stunden / ore
数字だけを差し替える練習をすると、応用が一気に広がります。

数字が変わっても、文の型は同じです。
③ 案内所に入る前に「最初の一言」を決めておく
実戦では、案内所に入った瞬間に少し緊張します。
その前に、
- 今日はおすすめを聞く
- 時間は3時間
と頭の中で決めてから入るだけで、言葉が出やすくなります。

準備しているのはフレーズではなく、会話の流れです。
まとめ(学びの振り返り)
観光案内所での会話は、「うまく話すこと」が目的ではありません。
大切なのは、
- おすすめを聞く
- 時間条件を伝える
という2つの前提を最初に共有することです。
今回紹介したフレーズは、短いですが、
- 案内の質を上げ
- 無駄な説明を減らし
- 観光全体を楽にする
力を持っています。

私もこの2つのフレーズを意識するようになってから、観光案内所に入る躊躇がなくなりました。
観光案内所は、使い方次第で非常に心強い味方になります。
まずは「最初の一言」を、確実に出せるようにしておきましょう。
ライター紹介Writer introduction
Tatsu / タツ 男性
海外出張歴そこそこ、語学力は“必要な分だけ頑張る派”の40代サラリーマンです。旅先でよく固まってしまう「え、これ何て言うんだっけ?」を解決するために、このブログを作りました。空港・ホテル・レストランなど、よくある場面のフレーズを 6か国語でサクッと比較 できる便利帳を目指しています。失敗談も多めですが、実体験ベースで“通じるコツ”をお届けします。




