海外の駅で使える「切符の予約・取消」確認フレーズ集

海外出張や旅行で列車を使う場面が増えてくると、次に直面するのが「切符の扱い」に関するやり取りです。
目的地は決まっているものの、
- 「座席は予約できるのか」
- 「予定が変わったら取消できるのか」
が分からず、なんとなく窓口で流されるまま対応してしまった――そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
私自身も、海外の駅で切符を買う際に「この列車、自由席なのか指定席なのか分からないまま購入してしまった」ことや、予定変更で使わなくなった切符を、そのまま無駄にしてしまったことがあります。
後から考えると、どれも一言聞いておけば防げたことでした。

こうした場面で重要なのは、語学力よりも「切符について確認すべきポイントを、短いフレーズで押さえているかどうか」です。
そこで今回紹介するのが、
- 「この列車の座席を予約したい」
- 「この切符を取消せますか」
という、切符の予約・取消に関する基本フレーズです。
この2つは、移動計画を柔軟にするための“判断の言葉”でもあります。
知っているだけで、海外の駅での選択肢が大きく広がります。
この記事でわかること
- 「座席を予約したい」を海外で自然に伝える言い方
- 切符の取消が可能かどうかを確認する基本フレーズ
- 六カ国語それぞれのニュアンスと使い分け
- 出張サラリーマンが失敗しにくい切符確認の考え方
六カ国語フレーズのまとめ
意味:この列車の座席を予約したい
- 日本語 :コノ レッシャ ノ ザセキヲ ヨヤク シタイ
- 英語 :I want to reserve a seat on this train.(アイ ウォント トゥ リザーブ ア シート オン ディス トレイン)
- スペイン語:Quisiera reservar un asiento en este tren.(キシエラ レセルバール ウン アシエント エン エステ トレン)
- フランス語:Je voudrais réserver une place sur ce train.(ジュ ヴドレ レゼルヴェ ユヌ プラス スュル ス トラン)
- ドイツ語 :Ich möchte einen Sitzplatz in diesem Zug reservieren.(イッヒ メヒテ アイネン ズィッツプラッツ イン ディーゼム ツーク レゼルヴィーレン)
- イタリア語:Vorrei prenotare un posto su questo treno.(ヴォレイ プレノターレ ウン ポスト ス クエスト トレーノ)
意味:この切符を取消せますか
- 日本語 :コノ キップヲ トリケセマスカ
- 英語 :Can I cancel this ticket?(キャン アイ キャンセル ディス チケット)
- スペイン語:¿Puedo cancelar este billete?(プエド カンセラール エステ ビジェーテ)
- フランス語:Puis-je annuler ce billet ?(ピュイ ジュ アニュレ ス ビエ)
- ドイツ語 :Kann ich diese Fahrkarte stornieren?(カン イッヒ ディーゼ ファールカルテ シュトルニーレン)
- イタリア語:Posso cancellare questo biglietto?(ポッソ カンチェッラーレ クエスト ビリエット)
フレーズごとの使い方とニュアンス
「この列車の座席を予約したい」:選択肢を広げるための第一声
このフレーズは、「必ず予約したい」という意思表示というより、「予約できるかどうかを確認する入口」として使うのがポイントです。
海外の鉄道では、
- 列車によって予約必須かどうかが違う
- 自由席と指定席が混在している
- 同じ列車でも区間で扱いが変わる
といったケースが珍しくありません。
- 英語の I want to reserve a seat on this train. は、意向を率直に伝える実務的な表現です。可否をその場で判断してもらいやすく、会話が長引きません。
- スペイン語・フランス語・イタリア語はいずれも「〜したいのですが」というやや控えめな依頼表現になっており、窓口でのやり取りと相性が良い言い方です。
- ドイツ語の表現は、予約という行為を明確に定義するため、条件や追加料金の説明に自然につながりやすいのが特徴です。

「予約できますか?」ではなく、「予約したい」と伝える方が話が前に進みやすい場面は多いです。
「この切符を取消せますか」:予定変更を想定した現実的な確認
このフレーズは、使う頻度は高くありませんが、知っているかどうかで損をするかが分かれる表現です。
海外の切符は、
- 購入後は一切取消不可
- 手数料付きで取消可能
- 時間制限付きで変更可
など、条件が国や列車によって大きく異なります。
- 英語の Can I cancel this ticket? は、まず可否を白黒で確認するためのシンプルな質問です。
- フランス語・ドイツ語では、取消という行為が手続きとして扱われるため、その後に条件説明が続く前提の言い方になります。
- スペイン語・イタリア語は、会話的で柔らかく、「相談する」ニュアンスで使えるのが特徴です。

取消できるかを買う前に一度聞くだけで、後悔を減らせます。
出張サラリーマンのシーン別会話例
シーン1:窓口で座席予約が必要か確認したいとき
海外の駅で切符を購入する際、「この列車は予約が必要なのか、それとも自由席でいいのか」が分からず戸惑う場面は少なくありません。
この場合、最初に細かい条件を聞こうとするよりも、
I want to reserve a seat on this train.
と伝えてしまう方が、会話がスムーズに進みます。
六カ国語での使い方は以下の通りです。
- 英語:I want to reserve a seat on this train.
- スペイン語:Quisiera reservar un asiento en este tren.
- フランス語:Je voudrais réserver une place sur ce train.
- ドイツ語:Ich möchte einen Sitzplatz in diesem Zug reservieren.
- イタリア語:Vorrei prenotare un posto su questo treno.

私の経験上、「予約したい」と先に言ってしまった方が、必要・不要を含めて説明してもらえることが多いです。
結果として、追加料金の有無や条件もその流れで確認できます。
シーン2:予定変更で切符を取消できるか聞きたいとき
出張や旅行では、予定変更がつきものです。
急な打ち合わせや移動手段の変更で、買った切符を使わなくなることもあります。
そんなときは、
Can I cancel this ticket?
と、まず可否だけを確認します。
- 英語:Can I cancel this ticket?
- スペイン語:¿Puedo cancelar este billete?
- フランス語:Puis-je annuler ce billet ?
- ドイツ語:Kann ich diese Fahrkarte stornieren?
- イタリア語:Posso cancellare questo biglietto?

ここで重要なのは、「なぜ取消したいか」を説明しすぎないことです。
まずは「できるかどうか」を聞き、条件はその後に確認する方が、どの国でも話がこじれにくくなります。
シーン3:購入前に取消条件を確認しておきたいとき
切符を買う前に、「もし使わなかったらどうなるか」を聞いておくのも、実務的にはとても大切です。
この場合も、
Can I cancel this ticket?
をベースにしながら、身振りやレシートを指さして確認するだけで十分です。

経験上、購入前に一言聞いておくだけで「後悔する確率」はかなり下がります。
海外では、取消不可が当たり前のケースも多いため、「聞かなかった側の自己責任」になりがちです。
実践アクション:今日からできる練習法
切符の予約・取消は、その場で即判断が求められるやり取りです。
実践向けに、今日からできる練習方法を整理します。
① 予約フレーズは一文丸ごと覚える
- 英語:I want to reserve a seat on this train.
- スペイン語:Quisiera reservar un asiento en este tren.
- フランス語:Je voudrais réserver une place sur ce train.
- ドイツ語:Ich möchte einen Sitzplatz in diesem Zug reservieren.
- イタリア語:Vorrei prenotare un posto su questo treno.

文法を考えるより、「この一文を言えるかどうか」が重要です。
② 取消フレーズは Yes / No を引き出す形で使う
- Can I cancel this ticket?
この一文で、
- Yes → 条件を確認
- No → その場で判断を切り替える
という流れが自然に作れます。
③ 窓口に並ぶ前に一度だけ頭の中で唱える
- I want to reserve a seat on this train.
- Can I cancel this ticket?
これを一度だけ頭の中で回すだけで、実際の場面で言葉が出やすくなります。
④ 「聞いてから決める」を当たり前にする
海外では、切符の扱いは自己判断が基本です。

聞かなかったことで損をするより、聞いてから判断する方が安全です。
まとめ(学びの振り返り)
海外の駅での切符購入では、
- 「予約できるか」
- 「取消できるか」
この2点を確認できるかどうかで、移動の自由度が大きく変わります。
今回紹介した
- この列車の座席を予約したい
- この切符を取消せますか
というフレーズは、短いながらも判断力を支えてくれる言葉です。

私もこれらを意識するようになってから、海外で切符を無駄にすることがほとんどなくなりました。
毎回の記事でもお伝えしているように…、完璧に話そうとする必要はありません。
必要な確認を、必要なタイミングでできる――
それだけで、海外での移動はずっと安心なものになります。
ライター紹介Writer introduction
Tatsu / タツ 男性
海外出張歴そこそこ、語学力は“必要な分だけ頑張る派”の40代サラリーマンです。旅先でよく固まってしまう「え、これ何て言うんだっけ?」を解決するために、このブログを作りました。空港・ホテル・レストランなど、よくある場面のフレーズを 6か国語でサクッと比較 できる便利帳を目指しています。失敗談も多めですが、実体験ベースで“通じるコツ”をお届けします。



