海外タクシーで行き先・進行方向を伝える確認フレーズ

海外でタクシーに乗ったあと、次に必ず必要になるのが
「行き先と進み方をどう伝えるか」
というやり取りです。
目的地は決まっていても、
- 正確な住所が分からない
- 発音に自信がない
- 運転手の言葉が聞き取れない
といった理由で、思ったように伝えられず、不安になった経験がある方も多いのではないでしょうか。
私自身も、海外出張でタクシーに乗った際、ホテル名だけを伝えて走り出した結果、遠回りされてしまったことがあります。
あとから考えると、「ここはこう走ってほしい」と一言補足できていれば防げたケースでした。

こうした場面で重要なのは、完璧な会話ではなく、運転手の判断を助ける“短い指示”を出せるかどうかです。
そこで今回紹介するのが、
- 「〜まで行って下さい」
- 「まっすぐに行って下さい」
- 「次の角を右(左)へ曲がって下さい」
という、走り出す前に必須となる3つの基本フレーズです。
スマホの地図を見ながらでも、このようなフレーズで運転手に伝えることができれば、より確実に目的地に到着することができますよね。
この3つを押さえておくだけで、タクシー移動の安心感は大きく変わります。
この記事でわかること
- 「〜まで行って下さい」を海外で自然に伝える言い方
- 進行方向を補足するための基本フレーズ
- 六カ国語それぞれのニュアンスと使い分け
- 出張サラリーマンが遠回りを避ける考え方
六カ国語フレーズのまとめ
意味:〜まで行って下さい
- 日本語 :◯◯マデ イッテ クダサイ
- 英語 :Go to ◯◯, please.(ゴー トゥ ◯◯ プリーズ)
- スペイン語:Vaya a ◯◯, por favor.(バジャ ア ◯◯ ポル ファボール)
- フランス語:Allez à ◯◯, s’il vous plaît.(アレ ア ◯◯ シル ヴ プレ)
- ドイツ語 :Fahren Sie bitte nach ◯◯.(ファーレン ズィー ビッテ ナハ ◯◯)
- イタリア語:Vada a ◯◯, per favore.(ヴァーダ ア ◯◯ ペル ファヴォーレ)
意味:まっすぐに行って下さい
- 日本語 :マッスグ イッテ クダサイ
- 英語 :Go straight, please.(ゴー ストレイト プリーズ)
- スペイン語:Siga recto, por favor.(スィガ レクト ポル ファボール)
- フランス語:Allez tout droit, s’il vous plaît.(アレ トゥ ドロワ シル ヴ プレ)
- ドイツ語 :Fahren Sie geradeaus, bitte.(ファーレン ズィー ゲラーデアウス ビッテ)
- イタリア語:Vada dritto, per favore.(ヴァーダ ドリット ペル ファヴォーレ)
意味:次の角を右(左)へ曲がって下さい
- 日本語 :ツギノ カドヲ ミギ(ヒダリ)ヘ マガッテ クダサイ
- 英語 :Turn right (left) at the next corner, please.(ターン ライト(レフト)アット ザ ネクスト コーナー)
- スペイン語:Gire a la derecha (izquierda) en la próxima esquina.(ヒレ ア ラ デレーチャ(イスキエルダ))
- フランス語:Tournez à droite (à gauche) au prochain carrefour.(トゥルネ ア ドロワ(ア ゴーシュ))
- ドイツ語 :Biegen Sie an der nächsten Ecke rechts (links) ab.(ビーゲン ズィー アン デァ ネクステン エッケ)
- イタリア語:Giri a destra (a sinistra) al prossimo incrocio.(ジーリ ア デストラ(ア スィニストラ))
フレーズごとの使い方とニュアンス
「〜まで行って下さい」:まず“目的地”を明確にする
このフレーズは、タクシーに乗った直後に必ず最初に伝えるべき一言です。
住所やホテル名を細かく説明しなくても、「どこへ向かうか」を明示することで、運転手は全体のルートを判断できます。
- 英語・スペイン語・イタリア語はいずれも直接的で分かりやすい表現で、発音が多少崩れても通じやすいのが特徴です。
- フランス語・ドイツ語は、やや丁寧で業務的な指示として受け取られやすく、都市部のタクシーと相性が良い言い方です。
目的地を伝えずに走り出してしまうと、運転手任せになり、遠回りや行き違いが起きやすくなる点は共通しています。
「まっすぐに行って下さい」:判断を補助する一言
このフレーズは、運転手が分岐点で迷いそうなときに使う補助的な指示です。
ナビを使っていても、都市部では細かい判断が必要になる場面があり、そのときに「まっすぐ」と一言添えるだけで、運転手の判断が安定します。

六カ国語すべてに共通するのは、短く、即座に理解される点です。
特にドイツ語・フランス語では、方向を明確に示す表現が好まれ、指示として自然に受け取られます。
何も言わずに任せきりにすると、「違う道を行ってしまった」と後から気づくケースも少なくありません。
「次の角を右(左)へ曲がって下さい」:最後の微調整
このフレーズは、目的地が近づいたときや、運転手が別ルートを選びそうなときに使います。
- 英語・スペイン語・イタリア語は会話的で、ジェスチャーと組み合わせると非常に通じやすくなります。
- ドイツ語・フランス語は交差点や角を正確に指定する言い方なので、誤解が起きにくいのが特徴です。
ここで一言伝えられるかどうかで、「目的地の前を通り過ぎてしまう」といった小さなストレスを避けることができます。
出張サラリーマンのシーン別会話例
シーン1:タクシーに乗って最初に行き先を伝えるとき
タクシーに乗った直後は、運転手もまだルートを確定していない状態です。
このタイミングで、まず目的地をはっきり伝えることが重要になります。
この場面では、
Go to ◯◯, please.
というシンプルな一言で十分です。
六カ国語での例は以下の通りです。
- 英語:Go to ◯◯, please.
- スペイン語:Vaya a ◯◯, por favor.
- フランス語:Allez à ◯◯, s’il vous plaît.
- ドイツ語:Fahren Sie bitte nach ◯◯.
- イタリア語:Vada a ◯◯, per favore.

私の経験上、最初に目的地を伝えずに走り出すと、運転手の判断に任せきりになり、後から修正しづらくなります。
最初の一言で「どこへ行くか」を共有することが、遠回りを防ぐ第一歩です。
シーン2:走行中に「そのまま直進してほしい」と伝えたいとき
都市部では、交差点や分岐が多く、運転手が別ルートを選ぼうとする場面があります。
そんなときに役立つのが、「まっすぐに行って下さい」という補助的な指示です。
- 英語:Go straight, please.
- スペイン語:Siga recto, por favor.
- フランス語:Allez tout droit, s’il vous plaît.
- ドイツ語:Fahren Sie geradeaus, bitte.
- イタリア語:Vada dritto, per favore.

何も言わずにいると、「運転手がよかれと思って別ルートを選ぶ」ことも珍しくありません。
短くても方向を補足することで、運転手の判断を助けることができます。
シーン3:目的地が近づき、曲がる場所を指定したいとき
ホテルやオフィスが大通りから一本入った場所にある場合、最後の角を曲がってもらえるかどうかで、移動のスムーズさが大きく変わります。
この場面では、
「次の角を右(左)へ曲がって下さい」
を使います。
- 英語:Turn right (left) at the next corner, please.
- スペイン語:Gire a la derecha (izquierda) en la próxima esquina.
- フランス語:Tournez à droite (à gauche) au prochain carrefour.
- ドイツ語:Biegen Sie an der nächsten Ecke rechts (links) ab.
- イタリア語:Giri a destra (a sinistra) al prossimo incrocio.
ジェスチャーで右・左を示しながら言うと、どの言語でも通じやすくなります。

ここで一言伝えられるだけで、「通り過ぎてしまう」ストレスを防げます。
実践アクション:今日からできる練習法
タクシーで行き先や進行方向を伝えるフレーズは、暗記量よりも「使う順番」と「出すタイミング」を体に覚えさせることが重要です。
ここでは、六カ国語すべてに共通する考え方として整理します。
① 3フレーズを「使う順番」でひとまとまりにする
今回の3フレーズは、実際のタクシー移動でも必ずこの順番で使われます。
- ① 〜まで行って下さい
- ② まっすぐに行って下さい
- ③ 次の角を右(左)へ曲がって下さい
まずは日本語でこの流れを頭に入れ、そのあとに六カ国語へ置き換えるのがコツです。
例えば「◯◯まで行って下さい」は、
- 英語・スペイン語・イタリア語では目的地をそのまま置くだけで成立します。
- フランス語やドイツ語では前置詞(à / nach)を使うため、「場所に向かう表現」だと意識して覚えると混乱しにくくなります。

言語ごとの細かい違いより、「最初に目的地を伝える」という役割を意識することが大切です。
② 「言わなかった場合に起きること」をセットで覚える
フレーズは、使わなかったときの結果を想像すると記憶に残りやすくなります。
- 「〜まで行って下さい」を言わない → 運転手任せで遠回りしやすい
- 「まっすぐ」を言わない → 分岐で別ルートに入る可能性
- 「右(左)へ曲がって」を言わない → 目的地を通り過ぎる
これは英語でも、スペイン語でも、ドイツ語でも共通です。
「指示を出さない=相手の判断に委ねる」という点を意識しておくと、言葉が自然に出やすくなります。
③ 乗車前に30秒だけ「脳内リハーサル」をする
タクシーに乗る直前、もしくは乗り込んだ直後に、頭の中で次の順に一度だけ確認します。
- 目的地はどこか
- 最初は直進か、すぐ曲がるか
このとき、日本語 → 英語(または現地語)と一度ずつ言い換えてみてください。
もし途中で詰まった場合は、「まっすぐ」だけでも構いません。

完璧に言えなくても、方向を一つ伝えられるだけで状況は大きく変わります。
④ 六カ国語すべてで「完璧さ」は不要と知っておく
六カ国語を比べると、表現や語順に違いはありますが、タクシーの場面では意味が伝われば十分です。
- 語順が多少崩れても問題ない
- 右・左はジェスチャーで補える
- 丁寧語(please / por favor / bitte)を付ければ印象は柔らかくなる
特にフランス語・ドイツ語は丁寧形を使うことで、指示が自然に受け取られやすくなります。

大切なのは「黙って任せる」ことではなく、「短く補足する」姿勢です。
まとめ(学びの振り返り)
海外でタクシーを使うとき、行き先や進み方を伝えられるかどうかで、移動の安心感は大きく変わります。
今回紹介した
- 〜まで行って下さい
- まっすぐに行って下さい
- 次の角を右(左)へ曲がって下さい
という3つのフレーズは、短いながらも運転手の判断を助ける力を持っています。

これらを意識して使えるようになると、タクシー移動での小さなストレスが大きく減りますよ。
完璧な会話は必要ありません。
必要なタイミングで、必要な一言を出せる――
それだけで、海外での移動はずっと快適になります。
ライター紹介Writer introduction
Tatsu / タツ 男性
海外出張歴そこそこ、語学力は“必要な分だけ頑張る派”の40代サラリーマンです。旅先でよく固まってしまう「え、これ何て言うんだっけ?」を解決するために、このブログを作りました。空港・ホテル・レストランなど、よくある場面のフレーズを 6か国語でサクッと比較 できる便利帳を目指しています。失敗談も多めですが、実体験ベースで“通じるコツ”をお届けします。




