海外レストランで「見せてください」「ほかのを見せてください」を伝える方法【6か国語】

海外レストランで多くの人が戸惑うのが、
料理や商品を注文前に「ちゃんと確認したい」とき
の一言です。
メニューに写真がない、写真が小さくて分かりにくい、料理名だけでは中身が想像できない。
日本では当たり前にできる「ちょっと見せてもらう」という行為も、海外では言葉の壁があるだけで一気に難易度が上がります。
海外レストランで「見せてください」は、英語で
Please show me this.
※ 指差ししながら言えば、料理名が分からなくてもOKです
私も、海外出張中に「まあ大丈夫だろう」と写真だけで注文し、実際に出てきた料理が想像と大きく違って後悔した経験が何度もあります。

そのたびに感じたのは、「一言聞けていれば防げたな」ということでした。
経験上、海外レストランでは確認すること自体は失礼でも迷惑でもありません。
むしろ、きちんと確認する姿勢は「ちゃんと選んでいる客」として自然に受け取られます。
また、あるとき、ショーケース越しに料理を指差しながら確認したところ、店員さんが説明を添えて丁寧に見せてくれたことがありました。

「聞いていいんだ」と分かった瞬間、海外レストランへの心理的ハードルが一気に下がったことを今でも覚えています。
この記事では、海外レストランで特に使用頻度が高い次の2フレーズを扱います。
- 〜を見せてください
- ほかのを見せてください
この2つが言えるだけで、注文前の不安は大きく減り、「なんとなく頼んで後悔する」確率を確実に下げることができます。
英語だけでなく、スペイン語・フランス語・ドイツ語・イタリア語まで含めた六カ国語で整理することで、「見せてもらう」という同じ行為でも、国ごとに丁寧さの出し方や距離感が違うことが見えてきます。
この記事でわかること
- 海外レストランで使える「見せてください」系フレーズ
- 六カ国語それぞれの言い回しとニュアンスの違い
- 比較・確認を自然に進めるための考え方
「〜を見せてください」を海外レストランで伝える基本フレーズ【6か国語】
英語では Please show me ~. と言います。
注文前に料理の内容・量・盛り付けを確認したいときに、
最初に使う“入口フレーズ”です。
意味:〜を見せてください
- 日本語 :〜を見せてください(ミセテ クダサイ)
- 英語 :Please show me ~.(プリーズ ショウ ミー)
- スペイン語:Enséñeme ~, por favor.(エンセニェメ ポル ファボール)
- フランス語:Veuillez me montrer ~.(ヴイエ ム モントレ)
- ドイツ語 :Bitte zeigen Sie mir ~.(ビッテ ツァイゲン ズィー ミア)
- イタリア語:Mi faccia vedere ~, per favore.(ミ ファッチャ ヴェデーレ)
「ほかのを見せてください」を海外で自然に伝えるフレーズ【6か国語】
英語では Show me another one, please. と言います。
一度見たあとで、比較しながら選びたいときに使うフレーズです。
意味:ほかのを見せてください
- 日本語 :ほかのを見せてください(ホカノ ヲ ミセテ クダサイ)
- 英語 :Show me another one, please.(ショウ ミー アナザー ワン)
- スペイン語:Enséñeme otro, por favor.(エンセニェメ オトロ)
- フランス語:Montrez-m’en un autre, s’il vous plaît.(モントレ モン アン ノートル)
- ドイツ語 :Zeigen Sie mir bitte ein anderes.(ツァイゲン ズィー ミア アイン アンデレス)
- イタリア語:Me ne faccia vedere un altro, per favore.(メ ネ ファッチャ ヴェデーレ ウン アルトロ)
フレーズごとの使い方とニュアンス
「〜を見せてください」:確認の意思をどう丁寧に伝えるか
「見せてください」は、注文前に内容を把握したいという確認の意思を伝えるフレーズです。
六カ国語を比べると、同じ意味でも丁寧さの表し方が言語ごとに異なります。
英語は非常にシンプルで、「Please show me ~」だけで十分に丁寧さが伝わります。
- スペイン語やイタリア語では、por favor / per favore のような依頼表現を添えることで、「お願いしている」ニュアンスがより明確になります。
- フランス語は接客表現として丁寧さが前提となるため、Veuillez を使うことで正式な依頼になります。
- ドイツ語はやや形式的ですが、レストランでは標準的な言い回しとして使われます。
重要なのは、どの言語でも「見せる」という動詞が文の中心にある点です。
語彙が完璧でなくても、指差しと組み合わせれば意図は十分に伝わります。
「ほかのを見せてください」:比較したい意思を自然に伝える
一つ見たあとで「ほかのも見たい」と伝えるのは、海外でもごく自然な流れです。
このフレーズは、「まだ決めていない」「比較中」という状態を、角を立てずに示す役割を持っています。
- 英語の another one は非常に万能で、料理・ドリンク・デザートすべてに使えます。
- スペイン語の otro、フランス語の autre、ドイツ語の anderes、イタリア語の altro も同様です。
比較したいときに黙ってしまうより、「ほかのを見せてください」と一言添える方が、結果的にスムーズなやり取りにつながります。
出張サラリーマンのシーン別会話例
シーン1:写真や説明だけでは判断できず、実物を見てから決めたいとき
海外レストランでは、料理名と簡単な説明文だけが書かれたメニューに出会うことが珍しくありません。
特に出張中は
- 「外したくない」
- 「午後の仕事に影響を出したくない」
という意識が強くなり、注文前の判断が慎重になりますよね…。
こうした場面で役立つのが、「〜を見せてください」というフレーズです。
料理を実際に見せてもらうことで、量や盛り付け、付け合わせの有無まで一気に把握できます。
- 英語:Please show me this dish.
- スペイン語:Enséñeme este plato, por favor.
- フランス語:Veuillez me montrer ce plat, s’il vous plaît.
- ドイツ語:Bitte zeigen Sie mir dieses Gericht.
- イタリア語:Mi faccia vedere questo piatto, per favore.
言葉が多少つたなくても、指差しと組み合わせれば意図はほぼ確実に伝わります。
「見せてもらう」という行為そのものは、どの国でも自然な確認行動です。
シーン2:候補が複数あり、比較しながら決めたいとき
初めての国・初めての料理ジャンルでは、どうしても複数の候補で迷います。
そんなときに黙ってしまうと、「よく分からないまま注文する」流れになりがちです。

「ほかのを見せてください」と言えると、まだ検討中であることをやんわり伝えながら、比較する時間を確保できます。
私も、メイン料理を選ぶ際に二択でかなり迷ってしまったときがあり…、両方を見せてもらったことがあります。
結果的に納得して選べたことで、食事全体の満足度が大きく上がりました。
- 英語:Show me another one, please.
- スペイン語:Enséñeme otro, por favor.
- フランス語:Montrez-m’en un autre, s’il vous plaît.
- ドイツ語:Zeigen Sie mir bitte ein anderes.
- イタリア語:Me ne faccia vedere un altro, per favore.
another / otro / autre / anderes / altro は、料理だけでなく、ドリンクやデザート選びにもそのまま使えます。
一度覚えると応用範囲が非常に広い表現です。
「比較する=迷惑」という感覚は、日本的な遠慮であることが多く、海外ではむしろ自然な選び方として受け止められます。
シーン3:ショーケースや隣のテーブルの料理が気になるとき
ショーケースに並んだ料理や、隣のテーブルに運ばれてきた一皿が気になることもあります。
メニューよりも、実物の方が魅力的に見えるケースは少なくありません。
この場面では、「見せてください」に加えて、指示語(これ/あれ)をうまく使うのがポイントです。
- 英語:Could you show me that?
- スペイン語:¿Puede enseñarme eso?
- フランス語:Pourriez-vous me montrer ça ?
- ドイツ語:Könnten Sie mir das zeigen?
- イタリア語:Potrebbe farmi vedere quello?
this / that / eso / ça / das / quello などの指示語を覚えておくと、語彙が少なくても落ち着いて対応できます。

私も、隣のテーブルの料理をこっそり指差しして確認したことで、メニューだけでは分からなかったボリュームや盛り付けに気づいたことがあります。
実践アクション:今日からできる練習法
この章の目的は「覚えること」ではありません。
海外レストランで、迷った瞬間に口から自然に出る状態を作ることです。
そのために、六カ国語を同じ型・同じ負荷で扱う練習法を紹介します。
英語だけ練習しても、他言語では止まってしまう――それを防ぐ設計です。
①「見せてください」を“1セット6言語”で回す
まずは文を短く固定します。
- 英語:Please show me this.
- スペイン語:Enséñeme esto, por favor.
- フランス語:Veuillez me montrer ça.
- ドイツ語:Bitte zeigen Sie mir das.
- イタリア語:Mi faccia vedere questo.
ポイントは順番を変えないことです。
毎回同じ順で声に出すことで、頭の中で「言語切り替えルート」ができます。
②「ほかの」を差し替える練習で“比較力”を作る
次に、「ほかのを見せてください」を練習します。
- 英語:Show me another one, please.
- スペイン語:Enséñeme otro, por favor.
- フランス語:Montrez-m’en un autre.
- ドイツ語:Zeigen Sie mir ein anderes.
- イタリア語:Me ne faccia vedere un altro.
ここでは単語だけ覚えないのが重要です。
必ず「見せてください」という動詞とセットで練習します。
③ 指差し+一言で「通じる体験」を作る
実際の店では、完璧な文章を作る余裕はありません。
そこでおすすめなのが、次の形です。

指差す → フレーズを一言 → 黙る
例:
- 「(指差し)Please show me this.」
- 「(指差し)Enséñeme esto.」
余計な説明を足さないことで、逆に通じやすくなります。
④「通じなかった時」を想定して練習する
現地で一番焦るのは、「言ったのに通じなかった瞬間」です。
そこで、あらかじめ言い直しパターンを用意しておきます。
- this → that
- another one → this one
- show me → please
言い直す前提で練習しておくと、本番で頭が真っ白になりません。
⑤ 出発前3分ルーティン
出張・旅行の前日は、次の3分だけやります。
- 「見せてください」6言語を1回ずつ音読
- 「ほかのを見せてください」6言語を1回ずつ音読
- 指差ししながら英語+もう1言語で復唱
これだけで、現地での初動のハードルが大きく下がります。

完璧に言おうとしなくて大丈夫です。「確認しようとする姿勢」が伝われば、会話は必ず前に進みます。
まとめ(学びの振り返り)
「〜を見せてください」「ほかのを見せてください」は、海外レストランでの失敗を防ぐための、非常に実用性の高いフレーズです。
六カ国語で並べて理解すると、言語ごとの違い以上に、「確認する姿勢」が共通していることに気づきます。

私自身、この2つのフレーズを意識して使うようになってから、注文してからの後悔がかなり減りましたね…。
海外での食事を、緊張ではなく楽しみの時間にするために、ぜひ実際の場面で使ってみてください。
ライター紹介Writer introduction
Tatsu / タツ 男性
海外出張歴そこそこ、語学力は“必要な分だけ頑張る派”の40代サラリーマンです。旅先でよく固まってしまう「え、これ何て言うんだっけ?」を解決するために、このブログを作りました。空港・ホテル・レストランなど、よくある場面のフレーズを 6か国語でサクッと比較 できる便利帳を目指しています。失敗談も多めですが、実体験ベースで“通じるコツ”をお届けします。



