海外ショッピングで「会計」と「ホテル配送」を伝えるフレーズ

海外での買い物も、いよいよ終盤に差しかかると、必ず出てくるのが「会計」と「受け取り方法」のやり取りです。
商品は決まったものの、「全部でいくらになるのか」「持ち帰るのか、配送にするのか」をきちんと確認できず、なんとなく流れで支払ってしまった――そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
私も海外出張中に買い物をした際、税金やサービス料が含まれているのか分からないまま支払ってしまったことや、「ホテルまで送ってもらえる」と後から知って少し後悔したことが何度もあります。

こうした場面で重要なのは、英語が完璧かどうかではなく、確認すべきポイントを短いフレーズで押さえられているかです。
そこで今回紹介するのが、
- 「全部で幾らですか」
- 「ホテルまで届けてください」
という 会計・受け取りに関する基本フレーズ です。
この2つは、買い物の最後に使う表現ですが、金額の納得感と受け取りの安心感を左右する、非常に重要な一言でもあります。
ここをきちんと確認できるかどうかで、海外ショッピング全体の満足度が大きく変わります。
この記事でわかること
- 「全部でいくらですか?」を海外で自然に聞く言い方
- ホテル配送をお願いするときの基本フレーズ
- 六カ国語それぞれのニュアンスと使い分け
- 出張サラリーマンが失敗しにくい確認のコツ
六カ国語フレーズのまとめ
意味:全部で幾らですか
- 日本語 :ゼンブデ イクラデスカ
- 英語 :How much is it altogether?(ハウ マッチ イズ イット オールトゥゲザー)
- スペイン語:¿Cuánto es en total?(クアント エス エン トタル)
- フランス語:C’est combien au total ?(セ コンビヤン オ トタル)
- ドイツ語 :Wie viel ist es insgesamt?(ヴィー フィール イスト エス インゲザムト)
- イタリア語:Quanto costa in totale?(クアント コスタ イン トターレ)
意味:ホテルまで届けてください
- 日本語 :ホテルマデ トドケテ クダサイ
- 英語 :Please deliver it to my hotel.(プリーズ デリヴァー イット トゥ マイ ホテル)
- スペイン語:Por favor, entréguelo en mi hotel.(ポル ファボール エントレゲロ エン ミ オテル)
- フランス語:Veuillez le livrer à mon hôtel.(ヴイエイユ ル リヴレ ア モン オテル)
- ドイツ語 :Bitte liefern Sie es in mein Hotel.(ビッテ リーファン ズィー エス イン マイン ホテル)
- イタリア語:Per favore, lo consegni al mio hotel.(ペル ファヴォーレ ロ コンセーニ アル ミオ オテル)
フレーズごとの使い方とニュアンス
「全部で幾らですか」:言語ごとに“確認の姿勢”が少しずつ違う
このフレーズは、単に合計金額を聞くための言葉ではなく、「ここで一度、内容を整理して確認したい」という合図になります。
- 英語の How much is it altogether? は、レジで非常によく使われる表現で、「税金や手数料を含めた最終金額」という意味合いが自然に含まれます。事務的で、感情を挟まない聞き方なので、忙しい店員さんにも通じやすいのが特徴です。
- スペイン語の ¿Cuánto es en total? は、数字をはっきりさせたいという実務的なニュアンスが強く、市場や個人商店でも違和感なく使えます。金額確認を「交渉の前段階」として使うことも多い表現です。
- フランス語の C’est combien au total ? は、やや口語的で、会話の流れを止めずに確認できる言い回しです。強く詰める印象はなく、「ちょっと確認させて」という柔らかさがあります。
- ドイツ語の Wie viel ist es insgesamt? は、非常に論理的・事実確認寄りの表現です。「合計はいくらか」という一点に焦点が当たり、感情的な含みをほぼ持ちません。会計確認の場面では、むしろ好まれる言い方です。
- イタリア語の Quanto costa in totale? は、英語ほど事務的ではなく、会話の延長として使われます。「じゃあ、全部でいくら?」という自然な流れで、店員さんとの距離を保ったまま確認できます。
共通して言えるのは、

どの言語でも“確認する姿勢”そのものは失礼にならないという点です。
むしろ、支払う前に聞く方が自然だと受け取られます。
「ホテルまで届けてください」:依頼の“重さ”が国ごとに異なる
このフレーズは、「今日は持ち帰らない」という判断を明確に伝える役割があります。
- 英語の Please deliver it to my hotel. は、非常にストレートで、業務依頼としての色合いが強い表現です。丁寧さは “Please” に集約されており、それ以上の前置きは不要とされる場面が多いです。
- スペイン語の Por favor, entréguelo en mi hotel. は、英語よりも「お願いしている」感がやや強く、相手の対応を待つニュアンスがあります。個人商店や小規模店舗では特に相性が良い表現です。
- フランス語の Veuillez le livrer à mon hôtel. は、丁寧でややフォーマルな印象があります。高級店や百貨店、ホテル併設ショップなどで使うと、場の雰囲気とよく合います。
- ドイツ語の Bitte liefern Sie es in mein Hotel. は、命令ではなく、手続きを依頼するニュアンスがはっきりしています。配送可否や条件をその後に確認する流れを前提にした言い方です。
- イタリア語の Per favore, lo consegni al mio hotel. は、会話的で、人に頼んでいる感覚が強めです。言い方次第で柔らかくもなり、笑顔やジェスチャーと組み合わせると非常に通じやすくなります。

このフレーズを使う際の共通ポイントは、「届けてほしい」→「条件を確認する」という順番です。
最初から細かく説明せず、まず意思を伝える方が、どの言語でもスムーズに進みます。
ひとこと補足
六カ国語を比べてみると、英語・ドイツ語は事務処理向き、フランス語・イタリア語は会話重視、スペイン語は状況対応力が高い、という傾向があります。

どれが正解というより、「その場を前に進めるための言い方」として使い分ける意識が大切です。
出張サラリーマンのシーン別会話例
シーン1:レジで合計金額を確認してから支払いたいとき
海外のショップでは、表示価格に税金や手数料が加算されることが珍しくありません。
そのため、支払う直前に「最終的にいくらなのか」を確認することはとても重要です。
この場面では、商品をレジに置いたあとで、How much is it altogether?と一言添えるだけで十分です。
多言語でも同じ流れで使えます。
- 英語:How much is it altogether?
- スペイン語:¿Cuánto es en total?
- フランス語:C’est combien au total ?
- ドイツ語:Wie viel ist es insgesamt?
- イタリア語:Quanto costa in totale?

私自身、ここで確認したことで「税抜き表示だった」と分かり、納得して支払えたことが何度もありました。
支払う前に確認することは、海外ではごく自然な行動です。
シーン2:大きな商品を購入し、ホテル配送をお願いしたいとき
スーツケースに入らないサイズの商品や、持ち歩くのが大変な物を購入した場合、無理に持ち帰ろうとせず、配送を選ぶ方が結果的に楽なことも多いです。
そんなときは、Please deliver it to my hotel.と伝えるだけで、「今日は持ち帰らない」という意思が明確に伝わります。
六カ国語の例は以下の通りです。
- 英語:Please deliver it to my hotel.
- スペイン語:Por favor, entréguelo en mi hotel.
- フランス語:Veuillez le livrer à mon hôtel.
- ドイツ語:Bitte liefern Sie es in mein Hotel.
- イタリア語:Per favore, lo consegni al mio hotel.

私も配送をお願いしたことで、その後の移動がかなり楽になり、出張全体の疲れが軽減された経験があります。
配送を選ぶのも、立派な判断のひとつです。
シーン3:配送条件を確認してから依頼したいとき
ホテル配送をお願いする場合、そのまま任せきりにするのではなく、いくつか確認しておきたいポイントがあります。
- 送料は含まれているか
- いつホテルに届くのか
- フロントで受け取れるか
まず「届けてください」と伝えたうえで、必要に応じて追加で質問する流れが自然です。

経験上、ここを確認しておくだけで、後からの行き違いや不安が大きく減ります。
安心して任せるための一手間と考えるとよいでしょう。
シーン4:会計・配送を頼んだあとに必ず確認しておきたいこと
会計と配送を終えると、気持ち的には「もう完了」と思いがちですが、実はこの直後の確認がトラブル防止に最も重要です。
まずはレシート(伝票)を確認します。
- 合計金額
- 税金・送料の内訳
- サービス料の有無
次に、ホテル名が正しく伝わっているかを確認します。
系列ホテルが多い都市では、思わぬ取り違えが起きることもあります。
可能であれば、
- 予約確認書を見せる
- ホテル名を指で示す
といった一手間を加えると安心です。
最後に、到着予定のタイミングを把握しておくと、ホテルでの受け取りがスムーズになります。

会計や配送は頼んで終わりではありません。最後の確認が、安心して次の予定に進むための仕上げになります。
実践アクション:今日からできる練習法
会計と受け取りは、一度きりで確実に使えるかが重要な場面です。
シリーズ共通の考え方で、実践向けに整理します。
① 合計金額フレーズを六カ国語でひとまとまりに覚える
- 英語:How much is it altogether?
- スペイン語:¿Cuánto es en total?
- フランス語:C’est combien au total ?
- ドイツ語:Wie viel ist es insgesamt?
- イタリア語:Quanto costa in totale?

「合計=total / totale / insgesamt」という意味の軸で覚えるのがポイントです。
② 配送フレーズは“動詞”ごとまとめて押さえる
- 英語:deliver
- スペイン語:entregar
- フランス語:livrer
- ドイツ語:liefern
- イタリア語:consegnare
「ホテルに届ける」は、この動詞が分かれば応用が利きます。
③ 支払い前に頭の中で一度だけ回す
レジに並んでいる間に、
- How much is it altogether?
- Please deliver it to my hotel.
と一度だけ頭の中で言ってみてください。
これだけで、実際の場面で言葉が出やすくなります。
④ 「確認=失礼」という思い込みを捨てる
海外では、金額や受け取り方法を確認するのは当たり前です。

聞かない方が、あとで困るケースが多くなります。
まとめ(学びの振り返り)
海外ショッピングの最後に出てくる「会計」と「受け取り」のやり取りは、旅全体の満足度を大きく左右します。
今回紹介した
- 「全部で幾らですか」
- 「ホテルまで届けてください」
というフレーズは、短いながらも実用性の高い表現です。

私もこれらを意識して使うようになってから、海外での買い物後に「しまった」と感じることがだいぶ減りました。
最後にきちんと確認し、安心して次の予定に向かう。
それができるだけで、海外ショッピングはずっと快適になります。
ライター紹介Writer introduction
Tatsu / タツ 男性
海外出張歴そこそこ、語学力は“必要な分だけ頑張る派”の40代サラリーマンです。旅先でよく固まってしまう「え、これ何て言うんだっけ?」を解決するために、このブログを作りました。空港・ホテル・レストランなど、よくある場面のフレーズを 6か国語でサクッと比較 できる便利帳を目指しています。失敗談も多めですが、実体験ベースで“通じるコツ”をお届けします。



