海外ショッピングで「買います」「もう少し安くなりませんか?」を失敗なく伝えるフレーズ

海外で買い物をしていると、商品を選ぶ時間は楽しいものですが、最後の「買う」「値段」のやり取りになると一気に緊張感が高まります。
私自身、出張先でお土産や仕事用の小物を選んでいるときに、
- 「これにしようと思うけど、どう切り出せばいい?」
- 「値段を見た瞬間、ちょっと高いかも…」
と戸惑った経験が何度もあります。
海外では、日本のように“空気を読む”文化があまり期待できず、買うか・迷っているか・高いと感じているかをはっきり伝えないと、店員さんとのやり取りがかえって長くなることもあります。
そんな場面で確実に役立つのが、今回のテーマである
- 「これをもらおう」
- 「高すぎる。もう少し安くなりませんか?」
という 購入・価格の基本フレーズ です。
特にこの2つは、単なる直訳ではなく、
- 購入の意思をハッキリ示す
- 価格について店側に“再検討”してもらう
という、会話を前に進めるための重要な役割を持っています。

出張サラリーマンとして海外で買い物をしていると、「もっとスムーズに言えたら楽だったのに…」という場面が本当に多いものです。
この2つのフレーズが使いこなせるだけで、海外ショッピングはかなりラクになります。
この記事でわかること
- 「これをもらおう」を海外で自然に伝える方法
- 「高すぎる。もう少し安くなりませんか?」の安全な聞き方
- 六カ国語フレーズのニュアンス比較
- 価格交渉で失敗しないための注意点
- 出張サラリーマンが実際に使いやすい判断のコツ
六カ国語フレーズのまとめ
意味:これをもらおう
- 日本語 :コレ ヲ モラオウ
- 英語 :I will take this.(アイ ウィル テイク ディス)
- スペイン語:Me decido por este.(メ デシード ポル エステ)
- フランス語:Je prendrai ceci.(ジュ プランドレ ススィ)
- ドイツ語 :Ich nehme diesen.(イッヒ ネーメ ディーゼン)
- イタリア語:Prendo questo.(プレンド クエスト)
意味:高すぎる。もう少し安くなりませんか?
- 日本語 :タカスギル。モウ スコシ ヤスク ナリマセンカ
- 英語 :That is too expensive. Could you make it a bit cheaper?(ザット イズ トゥー イクスペンシヴ/クッド ユー メイク イット ア ビット チーパー)
- スペイン語:Es demasiado caro. ¿Podría bajarlo un poco?(エス デマシアード カーロ/ポドリーア バハルロ ウン ポコ)
- フランス語:C’est trop cher. Pourriez-vous baisser un peu le prix ?(セ トロ シェール/プーリエ ヴ バイセ アン プ ル プリ)
- ドイツ語 :Das ist zu teuer. Könnten Sie den Preis etwas senken?(ダス イスト ツー トイア/ケネン ズィ デン プライス エトヴァス ゼンケン)
- イタリア語:È troppo caro. Potrebbe abbassare un po’ il prezzo?(エ トロッポ カーロ/ポトレッベ アッバッサーレ ウン ポ イル プレッツォ)
フレーズごとの使い方とニュアンス
「これをもらおう」:購入の意思を“シンプルに”伝える合図
このフレーズは、海外の売り場で「もう迷っていません」という意思表示になります。
英語の I will take this. をはじめ、スペイン語・イタリア語のような短い表現は、指差し+一言だけで自然に伝わる便利なフレーズです。
フランス語やドイツ語はやや文が長く丁寧ですが、ニュアンスとしてはどれも「これに決めた」というシンプルなメッセージです。
海外では、曖昧にしていると
- 別の商品を次々紹介される
- 買う気がないと思われて会計が進まない
といった“意思表示のズレ”が起きやすく、この一言を使えるだけでやり取りが一気にスムーズになります。
「高すぎる。もう少し安くなりませんか?」:交渉ではなく“相談”のニュアンス
英語で Could you make it a bit cheaper? と言うと、値切り要求ではなく相談ベースになります。
- スペイン語の「un poco」
- イタリア語の「un po’」
- フランス語の「un peu」
など、どの言語でも「少し」を入れることで柔らかい印象になります。
ドイツ語でも “etwas(少し)” を添えることで、角が立たない相談として受け取られやすくなるのがポイントです。

私の経験でも、この言い方をすると「じゃあ少しだけなら…」と譲歩してもらえる率が上がりますし、仮に断られても空気が悪くなりません。
出張サラリーマンのシーン別会話例
シーン1:商品がほぼ決まり「これでいい」と判断したとき
海外のショップでは、複数の商品を比較したあと、「よし、これにしよう」と気持ちが決まる瞬間があります。
ただ、この場面で曖昧にうなずくだけだと、店員さんは「まだ迷っている」と感じて、別の候補を次々と紹介してくることがあります。
そんなときに一番スムーズなのが、指を差しながらの一言です。
- 英語:I will take this.
- スペイン語:Me decido por este.
- フランス語:Je prendrai ceci.
- ドイツ語:Ich nehme diesen.
- イタリア語:Prendo questo.
どの言語でも共通しているのは、短く・迷いなく言うこと。

ここがフワッとしていると、「こちらは最新モデルですよ」「この色も人気です」など、再び説明が始まってしまい、時間を取られることが多いです。
決めたら一言。
これだけで会計までの流れが圧倒的にスムーズになります。
シーン2:値段を見て“思ったより高い”と感じたとき
海外では、表示価格が税抜だったり、為替の影響で想定より高く感じたりすることがよくあります。
そんなとき、無言で沈黙すると、「興味がないのかな?」と受け取られて会話が途切れてしまいます。
そこで自然に切り出すのが今回の表現です。
- 英語:That is too expensive. Could you make it a bit cheaper?
- スペイン語:Es demasiado caro. ¿Podría bajarlo un poco?
- フランス語:C’est trop cher. Pourriez-vous baisser un peu le prix ?
- ドイツ語:Das ist zu teuer. Könnten Sie den Preis etwas senken?
- イタリア語:È troppo caro. Potrebbe abbassare un po’ il prezzo?
交渉というより、「相談しています」というトーンが大切です。
私も何度かこの聞き方をしたところ、「少しなら下げます」「セットにすれば安くできますよ」という提案をもらえたことがあります。

もちろん断られることもありますが、角が立たないので安心して使える表現です。
シーン3:価格が合わず、購入を“いったん見送る”とき
相談しても価格が動かなかったり、日本円に換算すると「今回はやめておこう」と思う場面は珍しくありません。
そんなときは、理由を添えて丁寧に引くと、関係を悪くせずに終えられます。
- 英語:It’s a bit expensive for me.
- スペイン語:Es un poco caro para mí.
- フランス語:C’est un peu cher pour moi.
- ドイツ語:Es ist etwas teuer für mich.
- イタリア語:È un po’ caro per me.
海外では、理由を一言添えることで、相手も納得してくれることが多いです。

こうして断ったあとには、「また来てくださいね」「他の店舗も見てみてください」と、むしろ親切に送り出された経験が何度もあります。
買わないときほど丁寧に。
これが海外ショッピングの大事なポイントです。
シーン4:値引き交渉が「成功した/失敗した」あとの判断
価格の相談をすると、結果は2パターンです。
① 少し安くしてくれた場合 → 間を置かずに、購入の判断を伝えます。
- 英語:I will take this.
- スペイン語:Me decido por este.
成功したあとに曖昧にすると、店員さんが「安くしたのに、まだ迷ってるのかな?」と不安に感じてしまいます。
② 値段は変わらないと言われた場合 → 一言理由を添えて見送るのが自然です。
- 英語:It’s a bit expensive for me.
- イタリア語:È un po’ caro per me.
海外ショッピングでは、「勝つ・負ける」ではなく、判断して前に進むことが一番大切です。
実践アクション:今日からできる練習法
フレーズ自体は短いですが、瞬時に口から出せるかどうかで実用性が大きく変わります。
ここでは、出張中でも無理なく続けられる練習方法をまとめました。
① 「買う」の六カ国語セットを丸ごと高速で回す
以下を息を止めず、ひと続きで言う練習です。
- 英語:I will take this.
- スペイン語:Me decido por este.
- フランス語:Je prendrai ceci.
- ドイツ語:Ich nehme diesen.
- イタリア語:Prendo questo.
「買う=このまとまり」という感覚で覚えると、実戦で迷いません。
② 「高い」の六カ国語比較で“温度差”を感じ取る
- 英語:That is too expensive.
- スペイン語:Es demasiado caro.
- フランス語:C’est trop cher.
- ドイツ語:Das ist zu teuer.
- イタリア語:È troppo caro.

言語ごとの「強さ」の違いを把握しておくと、その国に合った“温度”で言えるようになります。
③ 「少し安くできますか?」の部分だけ差し替え練習
語尾の部分を差し替える練習が最速で身につきます。
- 英語:… make it a bit cheaper?
- スペイン語:… bajarlo un poco?
- フランス語:… baisser un peu le prix ?
- ドイツ語:… den Preis etwas senken?
- イタリア語:… abbassare un po’ il prezzo?
語尾だけ覚えると、実戦でとっさに使い分けができます。
④ 入店前に「買う/高い」を頭の中で1セットつぶやく
これはシリーズ記事で一貫して紹介している“即効性のあるイメトレ”です。
店に入る前の数秒でいいので、
・I will take this.
・That is too expensive.
を心の中で一度唱えておくと、店員さんに声をかけられた瞬間の“口の初速”が圧倒的に変わります。
⑤ 交渉は「勝ち負け」ではなく“判断の切り替え”と意識する
- 買うと決めたら → 即「I will take this」
- 迷ったら → 相談ベースで「Could you make it a bit cheaper?」
- 合わなければ → 「It’s a bit expensive for me」で終了
この3パターンを切り替えるだけで、海外ショッピングのストレスが激減します。
まとめ(学びの振り返り)
海外ショッピングでは、「買う」と「高い」という判断をどう言葉にするかが、満足度の差になります。
今回紹介した
- 「これをもらおう」
- 「高すぎる。もう少し安くなりませんか?」
の2つは、購入の最終局面で必ず役立つフレーズです。
英語だけでなく、六カ国語で比べてみることで、表現の丁寧さ・柔らかさ・温度感の違いが見えてきて、現地での接客との距離感がぐっとつかみやすくなります。

私もこれら表現を“即答できる状態”になったので、海外の店で無駄に緊張したり、疲れたりすることがほぼなくなりました。
まずは短く、はっきりと。
それだけで、海外ショッピングの難易度は確実に下がります。
ライター紹介Writer introduction
Tatsu / タツ 男性
海外出張歴そこそこ、語学力は“必要な分だけ頑張る派”の40代サラリーマンです。旅先でよく固まってしまう「え、これ何て言うんだっけ?」を解決するために、このブログを作りました。空港・ホテル・レストランなど、よくある場面のフレーズを 6か国語でサクッと比較 できる便利帳を目指しています。失敗談も多めですが、実体験ベースで“通じるコツ”をお届けします。



