海外ショッピングで「会計が間違っているかも」と感じたときの伝え方

海外での買い物やレストラン、ホテルの支払いで、「あれ、金額が思っていたのと違うかも?」と感じた経験はありませんか。
私もこれまでの海外出張中の会計時に、
- 「この金額になるはずがない」
- 「何か計算が合っていない気がする」
と違和感を覚えたことが何度もあります。
こうした場面で一番困るのが、間違いを指摘したいのに、どう言えばいいか分からないことです。
強く言いすぎると角が立ちそうだし、かといって黙って払うのも納得できない…。

海外では、日本のように「察してもらう」文化は期待できません。
違和感があれば、落ち着いて言葉にすることが、トラブルを防ぐ一番の近道です。
そこで今回紹介するのが、
「会計が間違っていませんか。もう一度確かめてください」
というフレーズです。
これは、相手を責める表現ではなく、「確認をお願いする」というスタンスをはっきり示す言い方です。
正しく伝えられれば、その場で冷静に修正してもらえるケースも少なくありません。
この記事でわかること
- 「会計が間違っているかも」と感じたときの基本フレーズ
- 相手に失礼にならない伝え方のコツ
- 六カ国語それぞれのニュアンスの違い
- 出張サラリーマンが焦らず対処するための考え方
六カ国語フレーズのまとめ
意味:計算が違っていませんか。
もう一度確かめてください
- 日本語 :ケイサン ガ チガッテ イマセンカ。モウ イチド タシカメテ クダサイ
- 英語 :Isn’t there a mistake in the bill? Could you check it again?(イズント ゼア ア ミステイク イン ザ ビル/クッジュー チェック イット アゲイン)
- スペイン語:¿No hay un error en la cuenta? ¿Puede revisarla otra vez?(ノ アイ ウン エロール エン ラ クエンタ/プエデ レビサルラ オトラ ベス)
- フランス語:Il n’y a pas une erreur sur l’addition ? Pourriez-vous vérifier encore une fois ?(イル ニャ パ ユヌ エルール スュール ラディシオン/プーリエ ヴェリフィエ アンコール ユヌ フォワ)
- ドイツ語 :Ist die Rechnung nicht falsch? Könnten Sie sie noch einmal überprüfen?(イスト ディー レヒヌング ニヒト ファルシュ/ケンテン ズィー ズィー ノッホ アインマル ユーバープリューフェン)
- イタリア語:Non c’è un errore nel conto? Potrebbe controllarlo di nuovo?(ノン チェ ウン エローレ ネル コント/ポトレッベ コントロラルロ ディ ヌオーヴォ)
フレーズごとの使い方とニュアンス
会計が違っていませんか(相手を責めずに確認する)
このフレーズで最も大切なのは、「間違っている」と断定しないことです。
- 英語の Isn’t there a mistake…? は、「もしかすると」という含みを持った、非常に柔らかい聞き方です。
- スペイン語やフランス語、イタリア語も同様に、疑問文の形にすることで、相手に確認を促すニュアンスになります。
- ドイツ語はやや直接的に聞こえますが、Könnten Sie…(〜していただけますか) を添えることで、丁寧さが保たれます。

私のこれまでの経験では、こうした言い方をすると、店員さんも「確認しますね」と落ち着いて対応してくれることがほとんどでした。
冷静さを保つための言葉選びが、結果的に一番の近道になります。
出張サラリーマンのシーン別会話例
シーン1:レジで合計金額を見て違和感を覚えたとき
海外のショップで会計をすると、表示されていた価格と、レジで提示された合計金額がどこか合わないと感じることがあります。
税金やサービス料が含まれているケースもありますが、明細を見ても腑に落ちない場合は、支払う前に一度、落ち着いて確認することが大切です。
そんなときは、レシートや画面を指しながら、
- 英語なら Isn’t there a mistake in the bill?
- スペイン語なら ¿No hay un error en la cuenta?
といったように、疑問形で切り出します。

どの言語でも共通しているのは、「間違っている」と断定しない姿勢です。
この聞き方をしたことで、店員さんが再計算し、単純な打ち間違いが見つかったことが何度かありました。
シーン2:追加料金が含まれているように見えるとき
会計をよく見ると、覚えのない項目や、想定していなかった追加料金が含まれているように見えることがあります。
この場合も感情的にならず、
- 英語の Could you check it again?
- フランス語の Pourriez-vous vérifier encore une fois ?
のように、確認をお願いする一言を添えるのがポイントです。

理由を問い詰めるよりも、「もう一度見てもらえますか」という伝え方のほうが、会話はスムーズに進みます。
結果として、税金の説明を受けたり、入力ミスがその場で修正されたりするケースも少なくありません。
シーン3:レストランやホテルで請求内容を確認したいとき
この表現は、ショップだけでなく、レストランやホテルの会計でもそのまま使えます。
特に、ミニバー代やサービス料、宿泊税などは、明細を見て初めて気づくことも多い項目です。
そんなときも、
- ドイツ語で Ist die Rechnung nicht falsch?
- イタリア語で Non c’è un errore nel conto?
と伝えれば、「どの項目ですか?」と話を進めてもらえます。

ホテルのチェックアウト時にこの聞き方をしたことで、二重計上に気づいてもらえた経験があります。
シーン4:確認した結果、問題がなかったと分かったとき
確認をお願いした結果、「計算は合っています」「税金が含まれています」と説明される場合もあります。
その場合は、無理に食い下がる必要はありません。
内容を理解できたら、
- 英語なら Thank you for checking.
- スペイン語なら Gracias por revisarlo.
と伝えれば十分です。
この一言があるだけで、その後の支払いも、気持ちよく進みます。
シーン5:支払い後にレシートや明細を見て違和感に気づいたとき
その場では納得して支払ったつもりでも、ホテルに戻ってからレシートやカード明細を見直し、「やはり金額がおかしいかもしれない」と感じることがあります。
特に、
- 複数の商品をまとめて購入したとき
- 為替レートの影響で円換算すると高く感じたとき
- チップやサービス料が含まれていたとき
などは、後から違和感に気づきやすいものです。
こうした場合でも、すでに店を出ているからといって、何もできないわけではありません。
レシートを手元に持っていれば、改めて店舗を訪れ、最初と同じように確認をお願いすることは十分に可能です。

大切なのは、どの言語でも共通する「確認をお願いする姿勢」を保つこと。
私の同僚のケースですが、後から確認をお願いしたことで、入力ミスが見つかり、その場で返金対応してもらえたことがありました。
レシートをすぐ捨てず、少しの間手元に残しておく。
それだけでも、海外での会計トラブルを防ぐ大きな助けになります。
実践アクション:今日からできる練習法
会計の間違いを指摘する場面では、「どの言語でも同じ型で言えるか」が何より重要です。
ここでは、英語だけに頼らず、六カ国語を同じ深さで練習する方法を紹介します。
①「疑問形+確認依頼」の型を六カ国語で回す
今回のフレーズは、すべての言語で「疑問形 → もう一度確認してもらう」という同じ構造になっています。
- 英語 :Isn’t there a mistake in the bill?
- スペイン語:¿No hay un error en la cuenta?
- フランス語:Il n’y a pas une erreur sur l’addition ?
- ドイツ語 :Ist die Rechnung nicht falsch?
- イタリア語:Non c’è un errore nel conto?
まずは意味を意識しながら、同じ内容を言語だけ切り替えて口に出す練習をしてみてください。
②「もう一度確かめてください」をセットで練習する
確認をお願いする一言を添えることで、どの言語でも表現が一気にやわらかくなります。
- 英語 :Could you check it again?
- スペイン語:¿Puede revisarla otra vez?
- フランス語:Pourriez-vous vérifier encore une fois ?
- ドイツ語 :Könnten Sie sie noch einmal überprüfen?
- イタリア語:Potrebbe controllarlo di nuovo?
「間違い」→「確認依頼」までを1セットとして言えるようにするのがポイントです。
③ 頭の中で六カ国語を順番に切り替える
実践的なのが、言語スイッチ練習です。
たとえば、英語 → スペイン語 → フランス語 → ドイツ語 → イタリア語という順で、同じ意味のフレーズを頭の中で言ってみます。
文法を完璧に思い出そうとせず、「意味が同じであること」を最優先にしてください。
④ 支払い前に「確認フレーズ」を一度だけ回す
レジやフロントに立ったら、支払う前に一度だけ、頭の中で六カ国語のうち一つの言語を選んで確認フレーズを思い浮かべる。
このワンクッションがあるだけで、実際の場面で言葉が出やすくなります。
⑤ 「確認する=失礼ではない」と全言語共通で意識する

六カ国語すべてに共通して言えるのは、会計内容を確認することは、失礼でも特別な行為でもないという点です。
言語が変わっても、「落ち着いて確認をお願いする」という姿勢は同じ。
この意識を持っていれば、どの国でも安心して対応できます。
まとめ(学びの振り返り)
海外での会計は、間違いが起きやすい場面でもあります。
だからこそ、「会計が間違っていませんか?」と落ち着いて確認できるかどうかが大切です。
今回紹介したフレーズは、相手を責めずに状況を整理するための言葉です。

この言い方を覚えると、海外での支払いに対する不安がかなり減りますよ。
少し勇気を出して確認することが、結果的に自分を守る一番の方法になります。
ライター紹介Writer introduction
Tatsu / タツ 男性
海外出張歴そこそこ、語学力は“必要な分だけ頑張る派”の40代サラリーマンです。旅先でよく固まってしまう「え、これ何て言うんだっけ?」を解決するために、このブログを作りました。空港・ホテル・レストランなど、よくある場面のフレーズを 6か国語でサクッと比較 できる便利帳を目指しています。失敗談も多めですが、実体験ベースで“通じるコツ”をお届けします。




